9月27日、竹内結子さん(享年40)が都内の自宅で遺体で見つかった。自殺の可能性もあることから、警視庁が慎重に調べている。
竹内さんは、1996年に女優デビュー。1999年にNHK連続テレビ小説『あすか』でヒロインに抜擢された。2002年に月9ドラマ『ランチの女王』(フジテレビ系)で主演を務め、以降、映画『ストロベリーナイト』『コンフィデンスマンJP』シリーズなど多数の作品に出演した。
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プライベートでは、2005年に映画『いま、会いにゆきます』で共演した俳優の中村獅童と結婚し、同年第1子をもうけたが、2008年に離婚。昨年2月には俳優の中林大樹と再婚し、今年1月に第2子を出産していた。
人気女優の突然の訃報に多くの芸能人が悲しみに包まれている。
ドラマで共演経験のある片瀬那奈は『シューイチ』(日本テレビ系)で「びっくりしすぎて」と驚きを隠せない様子。
共演時の竹内さんについて「プロ意識がある方。でもすごく穏やかで、凛としてて」と明かす。竹内さんの仕事への姿勢は「芝居をやってる身から見ても、かっこいいなって、女優さんっていいなと思える方だった」と敬意を表した。
妻の山口もえと竹内が懇意だった爆笑問題の田中裕二は、『サンデー・ジャポン』(TBS系)で「10代のころから、うちの奥さん(山口)も同じ事務所で仲よくしてもらっていて。自分たちがコロナにかかったのもあって、快気祝いをくださった。周囲に気を配られる生活をしていたと思うんですけど」と明かした。
以下、芸能人のコメントをまとめてみたい。
●爆笑問題・太田
「どんな情報が出ても人の死っていうのはその人しかわからないし、その人自身もわからないかもしれない。言えることは、生きるか死ぬかということを考えていない人はいないわけで。
世界がこのまま変わらないんじゃないか、未来が変わらないんじゃないかって思ってしまうかもしれない。別のところに目を向けるっていうのが、ひとつあると思います」(『サンデー・ジャポン』)
●テリー伊藤
「亡くなられたとき、お子さんが近くにいた可能性もある。育児ノイローゼの可能性もある。専業主婦の方が多い。竹内さんはお忙しいけど、コロナの影響で仕事をしていないかも。ということは、竹内さんは専業主婦と同じ状況だったのかも。8、9カ月のお子さんがいるなかで自分で命を絶つとは、よっぽどのことがあったのでは」(『サンデー・ジャポン』)
●杉村太蔵
「竹内さんがというわけではないけど、厚労省の発表で、コロナの影響なのかどうか、8月の自殺者が前年と比べて増えた。将来への不安とか、いま悩みを抱えている人とか。いのちの相談室とか、ていねいに相談に乗ってくれるから(電話を)かけていただきたい」(『サンデー・ジャポン』)
●壇蜜
「わからないことが多すぎて、速報が入って信じられないという気持ち。本当に優しそうなお人柄で皆さんから慕われているという話を聞いています。憶測で何かを言ってはいけない。ただただ情報を見守るしかないという気持ち。ただ悲しい」(『サンデー・ジャポン』)
●映画監督・中田秀夫
「竹内結子さんの訃報を知りました。『リング』の冒頭女子高生役オーディションでお会いした途端、彼女で決めようと思いました。煌めいていました。その後、再びお仕事することが叶いませんでした。とても残念です。心よりお悔やみ申し上げます」(ツイッター)
●『ストロベリーナイト』原作者・誉田哲也
「竹内結子さんの訃報、いま知りました。『サーガ』ではご主人の中林大樹さんともご一緒し、近況も伺っていただけに、大変驚いております。結子さん。大変、大変お世話になりました。結子さんの玲子は、私のミューズでした。ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします」(ツイッター)
●江口寿史
「竹内結子さんの訃報、今知って驚いている。過去エッセイ集2冊のカバーを依頼してくださり描かせてもらった。ご冥福をお祈りします」(ツイッター)
●宮本笑里
「NHK連続テレビ小説「あすか」で毎朝流れる父のオーボエとドラマが大好きでした。 長年、コンサートでも「風笛」は 竹内結子さまの聡明で凛とした姿をイメージし、演奏させていただいている大切な、大切な一曲です…。 謹んでお悔やみ申し上げます」(ツイッター)
●桂文枝
「お綺麗な方でした。主役を務められた竹内結子さんの訃報を知り朝から暗い気持ちになりました。ここんところあまりにもお別れする人が多いような気がして淋しいです」(ブログ)
●キンタロー。
「竹内結子さん。大変ショックなニュース。三浦春馬さんも本当にショックでしたが高校の友達から心配のメールで知りました。赤ちゃん同じ時期に産まれたばかり私もつらいです。大切な人を突然失う事は耐えがたいものがありますよね」(ブログ)
さまざまな役柄を演じ、国民的女優と呼んでも過言ではなかった竹内さんの、ご冥福を祈りたい。