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女子アナ日下千帆の「美女は友達」劇団四季出身の昭和CM歌手

芸能・女子アナ 投稿日:2020.10.01 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」劇団四季出身の昭和CM歌手

日下アナ(左)と池谷さん

 

 今回ご紹介する美女は、「カステラ1番、電話は2番」や「ぼくの名前はヤン坊」など、数々の昭和のCMソングを歌っていた池谷京子さんです。

 

 CMソング以外にも、さだまさしさんのヒット曲『関白宣言』の最後に流れる「ラララ」のコーラス部分や、藤子・F・不二雄さん原作のアニメ『パーマン』の主題歌でも、彼女の歌声を耳にすることができます。

 

 

 池谷さんは、6才で『ひばり児童合唱団』に入団し、小学生でありながら、ひとりで電車を乗り継ぎ、プロの歌手としてスタジオやコンサートホールに通っていました。

 

「毎週金曜日は『題名のない音楽会』(テレビ朝日系)の収録があり、放課後、神奈川の大和市から都内のコンサートホールに通っていたのです。

 

 また、レコード会社各社のスタジオにも、頻繁に録音に行っていたので、都内の路線図は知り尽くしていました。あの頃が、最も売れっ子だった時代でした(笑)」

 

ひばり児童合唱団時代

 

 そんな忙しい日々が高校生まで続いていましたが、洗足学園音楽大学入学後は本格的に声楽を学び、童謡からオペラまでを歌いこなせる実力をつけていきました。その結果、1500人中35人という狭き門を潜り抜け、見事、劇団四季に合格したのです。

 

「歌には自信がありましたが、お芝居とダンスは初めてだったので、コンプレックスを持っていました。『ふたりのロッテ』では全国ツアーも経験したのですが、入団して1年が経った頃から、いくら食べても体重が落ち続け、38キロまで激ヤセしてしまいました」

 

 周囲はライバルばかりという厳しいプレッシャーから、体調を崩し、1年半で四季を退団。しかし、フリーになった後に受けたオーディションにはすべて合格し、『ミス・サイゴン』や『モーツァルト!』『サウンド・オブ・ミュージック』など、さまざまなミュージカルに出演を果たします。

 

 2008年から2016年まで、ディズニーランドのポリネシアン・テラス・レストランでのショー『ミッキーとミニーのポリネシアン・パラダイス』に出演。8年間で通算3200回も公演されたこのお仕事がとても楽しく、最も印象に残っているということで、今回はハワイアンな2ショットとなりました。

 

ディズニーランドのキャスト時代

 

 今年は海外旅行に行けなかったので、ハワイロスになっている方も多いのではないでしょうか? 衣装と音楽でハワイ気分を味わうのも楽しいものです。

 

 現在、池谷さんは、尚美学園大学で学生たちに歌の楽しさを教えるかたわら、コンサートのライブ配信にも力を入れているそうです。CMソングの舞台裏などの興味深いお話や、昭和世代なら誰でも口ずさめる懐かしい曲が配信されるのを、私も楽しみにしております。

 

日下千帆(くさかちほ)
 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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