2018年7月に派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして、強制性交罪に問われた俳優の新井浩文被告(41)。一審では、懲役5年の有罪判決を受けたが、10月12日に控訴審の初公判が東京高裁で開かれた。
この日、新井被告は出廷しなかった。2020年は公の場に一度も姿を見せていない新井の近況を、交友関係がある芸能関係者が語る。
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「新井さんが住んでいた東京・世田谷区内の高級マンションには、逮捕されてからマスコミが押し寄せてきたため、多くの住民が迷惑をしていました。みなさん、価格の下落をとても心配していましたね。
このマンションには新井被告のほか、某イケメン芸人や、30代の人気俳優夫婦も住んでいました。新井さんもいづらくなって、ここからは引っ越し、知り合いの家を転々としていました」(芸能関係者)
2019年には、軽井沢の別荘地で、大物女優に面倒を見られているという一部報道もあったが……。
「それは、少し事実と違います。実際には軽井沢からほど近い、長野県内の某有名IT社長の別荘にいます。熊が出るような大自然に囲まれた場所です。近くにゴルフ場があり、コースに出ることもあるそうです。
弁護士を信頼しており、無罪は無理でも、本人は刑務所に行くとは思っていません。執行猶予付きの判決をもらい、折を見て芸能界への復帰を考えているようです」(同前)
控訴審の判決は11月17日に出る。新井の目論見とは裏腹に、厳しいものになりそうだ。ある弁護士が語る。
「今回、新井被告は無罪を主張しながら、示談金は支払うという矛盾した行為をしており、裁判官の心証は悪いと思います。
新井被告は控訴審で、そもそも量刑不当だけではなく、無罪を主張しているので、よほどの新たな証拠を提出しないかぎり、判決が覆るのは厳しいでしょう。最高裁まで争うことを表明しているそうですが、ただの時間稼ぎとしか思えません」
最終的に有罪となれば、判決の翌日から14日以内に、新井被告は収監されることになる――。