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女子アナ日下千帆の「美女は友達」高校ダンス部選手権プロデューサー
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.15 16:00 最終更新日:2020.10.15 16:00
2017年、荻野目洋子さんの代表曲『ダンシング・ヒーロー』を再ブレイクさせた登美丘高校のバブリーダンスは記憶に新しいですが、彼女たちが活躍するきっかけとなったのは、「日本高校ダンス部選手権」という大会でした。またの名を「ダンススタジアム」というそうです。
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今回、ご紹介する美女は、同選手権の総合プロデューサーである福田和美さんです。この日は、再来年の大会開催候補地である東京ガーデンシアターをバックにした2ショット撮影となりました。
京都女子大出身の福田さんの青春時代は、空前のディスコブームでした。
「あの頃は、まだストリートダンスなんてなかったので、よくディスコで踊ってましたよ。京都の『カルチェラタン』や『マハラジャ』、大阪の『葡萄屋』などに通っていました」
大学卒業後は、結婚予定だったため、就活はしていなかったそうですが、周囲を見て気が変わり、知り合いの会社に事務職として入社しました。
ところが、活動的な福田さんは、事務職に満足できず、専務に直談判して営業に異動。営業部では、朝8時から22時まで働き、常にノルマを達成していました。2年後、やり切ったという達成感を得て、退社。
のんびり仕事をしようと、タレント事務所に入所してみましたが、直接、頼まれる仕事の方が多くなり、1985年にイベント制作やキャスティング業務を中心とする会社「ブルースプラッシュ」を設立します。
「イベントでダンサーとご一緒することが多く、ストリートダンス系の部活は発表の機会がないというお話を聞いていました。目標がなければ上達もなし。私も心は体育会系なので、それならダンス部の甲子園をつくろうと、13年前に『日本高校ダンス部選手権』を立ち上げたのです。目標はこれを100年続けることです」
大会の模様は、フジテレビ系列で放送され、出場校もおよそ500校に増えるなど、順風満帆に見える「日本高校ダンス部選手権」ですが、今年は、コロナの影響で大変なご苦労もされたそうです。
「私が立ち上げた大会なので、今回のようなことがあれば、赤字だってかぶらなくてはなりません。それでも、この大会を続けていきます」
現在、コロナ禍での新たな試みとして、「日本高校ダンス部選手権Web戦」を立ち上げました。定点撮影で編集なしが応募のルール、参加費無料だそうです。
「Web戦だと、遠方の学校や、レベル的に不安でこれまで参加できなかった新しい高校が参加できます。Web戦はコロナがなければ、出てこなかった発想です。これで参加校の裾野が広がります」
オンラインで新たなスターチームが生まれるかもしれませんね。結果発表は10月末です。エネルギッシュな高校生たちが、ダンスで日本を元気にしてくれることでしょう。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も