芸能・女子アナ
田中みな実、民放の主役級ドラマを断わり「NHK」を選んだ理由
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.14 21:39 最終更新日:2020.10.14 21:42
羽鳥慎一(49)や宮根誠司(57)など、キャスターが多く所属する芸能事務所「テイクオフ」から、広末涼子(40)や有村架純(27)など女優が多く所属する「フラーム」に移籍した田中みな実(33)。
10月7日、彼女がNHKの土曜ドラマ『ノースライト』に出演することが発表された。これには、テレビ業界で首をかしげる人が多い。
【関連記事:田中みな実「みんながつかまれちゃう」弘中綾香アナの素顔を語る】
「ギャラが安いNHKドラマへの出演であること以上に、役どころが、あまりに端役だったからです。田中麗奈・宮沢りえの後塵を拝する、全体でも8番手という脇役で、彼女の出演が発表されたのは、メインの役者の発表から日をおいた第2次キャスト発表日でした」(前出・関係者)
一方で、彼女には「ほかに民放ドラマでの主役級の出演オファーがあった」(テレビ局関係者)という。民放テレビ局の編成担当プロデューサーが、その内幕を明かしてくれた。
「確かに、この秋のドラマでは、田中みな実の争奪戦がありました。なかでも前回の第1シリーズに彼女が出演していた『ルパンの娘 第2シリーズ』(フジテレビ系)に、主演の深田恭子のライバル役で出演が決定した、との情報が流れました。
その後も、『35歳の少女』(日本テレビ系)で主演の柴咲コウの親友役になるという話や、古巣であるTBSが放送する、かつての『金曜日の妻たちへ』を彷彿させるドロドロの不倫劇『恋する母たち』のメインキャスト3人のうちのひとりとして決まりかけた、という話も出回りました。結局は、すべて田中サイドが選り好みして流れたようです」
彼女は、なぜそこまでしてNHKを選んだのだろうか。
「どれも田中にとっては魅力的なオファーだったはずですが、彼女自身がNHKに、とりわけ『大河』や『朝ドラ』に強い憧れがあるのです。出演を決めた『ノースライト』のプロデューサーは、大河や朝ドラ制作の経験もある人。
いきなり民放の主役級で出演するよりも、『プレッシャーのないNHKの “新人枠” で、女優としての実績を積もう』という考えなんだと思います。お金は関係ない、ということでしょう」(前出・プロデューサー)
10月27日には、同じNHKで『プロフェッショナル 仕事の流儀』にも登場する田中みな実。フリーアナから女優へ、“NHKすり寄り作戦” は、吉と出るか凶と出るか――。