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女子アナ日下千帆の「美女は友達」元日テレ・阿部哲子アナ

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.10.22 16:00 最終更新日:2020.10.22 16:00

女子アナ日下千帆の「美女は友達」元日テレ・阿部哲子アナ

日下アナ(左)と阿部アナ

 

 今回、ご紹介する美女は、元日本テレビアナウンサーの阿部哲子さんです。現在、阿部さんは、アナウンサーのお仕事のほか、この春オープンしたばかりの複合商業施設『GREEN SPRINGS』で、ブランディング業務を担当されています。

 

 ネットで広告を見かけた方もいらっしゃるかもしれませんが、最近、インフィニティプールが話題となっている『SORANO HOTEL』も、こちらの敷地内に存在します。

 

 

 ときどき、テレビの画面でアナウンサーを見るのと、実際にお会いしたときの印象が異なることがあります。テレビの画面では、その方に合わせてサイズ調整されるため、身長や体形のイメージが実物と異なることがあるのです。

 

 阿部さんも、そんなお一人でした。実際にお会いした阿部さんは、スリムで背が高く、アナウンサーというよりモデルさんのようです。

 

「インタビューするのは得意ですが、されるのは苦手なんですよ」

 

 わかります。司会に慣れているので、アナウンサーがゲスト側に回ったときは、うまくコメントできているのか不安になることがあります。

 

小学校5年生の頃

 

 横浜国立大学経営学部で国際経営を専攻した阿部さんは、就職氷河期のさなか、資格を取得すればつらい就職活動をしなくて済むのではないかと考え、税理士になるための専門学校にも通いました。

 

 たまたま友人に誘われてアナウンサー受験をしたところ、難関の日本テレビに合格。2001年に新人アナウンサーとしてデビューします。

 

「最初に担当した番組は『倶楽部☆T』というアメフトの深夜番組でした。完パケ収録のプレッシャーもあってうまく進行できず、収録後に1人で残って泣いていることもありました。

 

 ディレクターも、私をいつクビにしようかと思っていたみたいです。一時期はしゃべることが怖くて、アナウンス部のカギも開けられないほど、追い込まれていました」

 

 新人アナウンサーが、誰でも通る道です。自分には向いてないと思いながら、毎日、オンザジョブで鍛えられていきます。

 

入社2年目の実況練習

 

「また、あるとき、先輩から『1人も傷つかない放送なんてない。たとえ天気予報で晴れと伝えても、雨を望んでいた人は傷つくのだ』とアドバイスされ、自分の仕事が誰かの役に立っているのかわからなくなったこともありました」

 

 このような悩みや葛藤を抱えながらも、決して挫けることなく、情報番組やお昼のニュースなど、さまざまなジャンルの番組を経験し、ベテランアナウンサーへ成長されたのでした。

 

トリノオリンピック取材中

 

 2007年、ご結婚と同時に日本テレビを退社して、ご主人の転勤先であるバンコクに渡り、2010年に帰国。

 

 子育てとお仕事を両立させながら、フリーアナウンサーとして活動を続けてきましたが、今春のオープニングイベント(コロナ禍で中止)の司会オファーを受けたご縁で『GREEN SPRINGS』のブランディングに携わることになりました。

 

「これまでは、がむしゃらにお仕事をしてきましたが、このお仕事に就いて、初めてウェルビーイング(総体的な幸福)を考えるようになりました。心と体のバランスを大切にし、自然も動物も環境も、みんな幸せになる社会を目指したいと考えています」

 

 今後は、アナウンサーの仕事を通して築いた人脈をフル活用して、魅力的なワークショップを企画していかれるそうです。高層ビルばかりの風景に寂しさを感じたときは、立川まで足を延ばして、緑の中で深呼吸してみませんか。

 

日下千帆(くさかちほ)

 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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