芸能・女子アナ
民放各局の女子アナ「公式カレンダー」で見えた「推されるアナ」「推されないアナ」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.11.09 21:48 最終更新日:2020.11.09 21:56
民放各局から発売されている「女子アナカレンダー」の売り上げが好調だ。テレビ局側も女子アナが自局のキラーコンテンツであることを認識している昨今、各局なりに女子アナたちの “立ち位置” に気を遣っているのだとか−−。
「カレンダーは、来年その局がどの女子アナを推していくのか、その序列が見て取れるバロメーターでもあるんです」と語るのは、大手広告代理店のテレビ局担当者。その内幕を明かしてくれた。
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「当然のことなんですが、人気がある女子アナは番組をいくつも抱えて忙しいので、撮影スケジュールを押さえるのが大変なんです。でも、それ以上に気を遣うのは『売れていない女子アナ』に対するケアです。
同期の女子アナ間での格差はもちろんですが、やっかいなのは、後輩に追い抜かれてしまった先輩アナ。スケジュールが簡単に取れるアナウンサーほど、撮影の際には気を遣います」
さらに、話は続く。
「私の担当は、赤坂にあるテレビ局なんですが、そこには女子アナのスケジュールを管理するデスク担当者が2人います。ひとりは、番組プロデューサーからオファーがあった場合の調整と、女子アナたちのスケジュールを管理するデスク。もうひとりは、外部から仕事のオファーがあった場合の調整をするデスクです。
売れていない女子アナは、後者のデスクが頼りなんです。たとえば、局が絡んでいるドラマの記者発表や映画の製作発表のほか、クライアントの商品発表会の司会など。つまりは、アルバイトの斡旋です。
売れている女子アナは残業代も増えますが、売れていない女子アナは、このコロナ禍で定時に帰ることも普通になりましたから、年収でも2倍近く差が出てしまいます」
今回、このテレビ局担当者が、カレンダーから見える各局の女子アナたちの “序列” を解説してくれた。さっそく見てみよう!
【TBS】
「よく見ると、それぞれの女子アナの写真の大きさが微妙に違うんです。当然、面積が大きい女子アナほど序列は上になりますね。
TBSで今いちばん忙しいのは江藤愛ですが、来年のカレンダーには、江藤を始め30歳以上の女子アナはなぜか出ていません。この表紙を見れば、来年TBSが推しているのは、山本里菜、山本恵里伽、日比麻音子、田村真子、宇賀神メグ、良原安美だとわかります。
宇内梨沙はカレンダーではいいポジションなんですが、10月に一気にレギュラーを降ろされました」
【フジテレビ】
「以前は女子アナといえばフジテレビでしたが、昨今、他局に比べてインパクトがありません。カレンダーも以前ほどは売れ行きがよくありません。
今回、表紙のセンター上段に2020年入社の新人が2人いて、下段に人気アナを配置しています。そこから考えると、推しているのは宮澤智、永島優美、宮司愛海ですね。不可解なのは、久慈曉子の顔写真がなんとも冴えない感じなのと、人気アナだと思われている山崎夕貴の姿が見当たらないことです。もしかしたら、フリーになるのでしょうか?
ちなみに、今回のカレンダーは三上真奈アナがプロデュースしたもので、彼女自身もちゃっかり、センター位置にいます(笑)」
【テレビ朝日】
「女子アナのカレンダーにいちばん熱心な局が、テレビ朝日です。撮影もアナウンサー自身が務めたり、2019年は発売イベントや手渡し会も催しました。それに対抗したのがTBSで、両局ともカレンダーに登場する女子アナたちの衣装のコンセプトには、統一感を持たせています。
今回、テレビ朝日が『週めくり』にしたのは、斬新なアイデアですね。ちなみに、弘中綾香のトップは不動ですが、表紙の位置や存在感から、斎藤ちはる、林美沙希、三谷紬を推していることがわかります。
ちなみに三谷紬は最近、“女子アナ界最大の巨乳” としてマンガ誌の表紙やグラビアを飾り、男性から強力な支持を得ています」
【テレビ東京】
「絶対的なエースだった鷲見玲奈が退社してしまい、全体的に華がない感じがします。ちなみにその鷲見は、フリーアナウンサーとして単独でのカレンダーを発売していますが、Amazonで一時、注文数がタレント部門のトップになりました。
現時点でテレ東の人気トップは、アナウンス部ではなく、報道局に所属するニュースキャスターの大江麻理子さん。一時は期待された福田典子も、地味な感じになっちゃいましたね。セールス的に期待値が高い若手は、田中瞳のみですね」
以上が、来年の女子アナカレンダーに見る各局アナたちの序列だが……日本テレビだけは、以前からカレンダーを制作していない。
「『女子アナを商品化しない』というのが日テレのコンセプト。序列的には “絶対エース” は、言わずと知れた水卜麻美ですが、以下、担当番組の多さなどから、岩田絵里奈、徳島えりか、岩本乃蒼、後藤晴菜という序列です。
ちなみに最近、内定時に学生時代のホステス歴が問題視された笹崎里菜の評価が急上昇しているんですよ」