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「円満退所」した山下智久、独立後は“赤西スタイル”へ

芸能・女子アナ 投稿日:2020.11.11 06:00FLASH編集部

「円満退所」した山下智久、独立後は“赤西スタイル”へ

 

 11月10日、歌手で俳優の山下智久(35)が、ジャニーズ事務所を退所したことを発表した。山下は、2003年に「NEWS」メンバーとしてCDデビュー。「山P(やまぴー)」という愛称で親しまれ、ジャニーズ事務所でも売り出しに力を入れられてきた存在のはずだった。

 

「2005年に亀梨和也と結成したユニット『修二と彰』で出した、シングル曲『青春アミーゴ』は216万枚を売り上げ、同年にはソロデビューも果たしました。その後、歌にドラマにと多方面で活躍してきました。

 

 

 2014年には一般人の携帯電話を奪って破壊したとして書類送検され、2020年8月には女子高生モデルとのスキャンダルが報じられて一定期間の活動自粛を発表するなど、決してトラブルと無縁ではない “ジャニーズ人生” でしたが、トップスターのひとりだったのは、間違いありません」(芸能関係者)

 

 ジャニーズ事務所としては、山下の退所を何としても引き留めたかったずだが……。ある芸能リポーターは、こう語る。

 

「じつは今回の退所は、2つの理由から、“円満退所” なんですよ。1つめの理由は、ジャニーズ事務所にとっては、『山Pがいなくなっても、収益源としてそこまで惜しくはない』という判断です。

 

 ジャニーズにとって、コンサートでのチケットやグッズの売り上げがもっとも大切な収益源です。山下さんは、ソロデビュー後初のコンサートのチケットが、ネットオークションで定価割れを起こしました。ジャニーズファンは、『グループを応援する』というタイプが多いため、個人として活動する山下さんの “集金能力” は、決して高くないのです」

 

 そして「円満退社」へと至った2つめの理由は、山下の海外進出だという。

 

「山下さんは、アメリカへの憧れが強く、英語もマスターしています。『海外で活動したい』という山下さんの意向が、今回の退社の理由のひとつ。

 

 山下さんが今後も、国内での芸能活動に力を入れるということならば、ジャニーズ事務所としては、自社の所属タレントと競合する存在になってしまいますから、山下さんの退所を認めるわけにはいかないでしょう。しかし、海外に進出するのならば話は別です。双方の意向が合致したことで、今回の退所にいたりました」(前出・芸能リポーター)

 

 そこで気になるのは、山Pの今後だ。「 “赤西スタイル” でいくと聞いています」と語るのは、ジャニーズに詳しいライターだ。

 

「2014年にジャニーズ事務所を退所した赤西仁さんは、その後、個人でファンクラブ『JIP's』を立ち上げました。現在は会員数も数万人の規模となり、年会費だけで1億円近い収益があります。さらに、中国での活動にも力を入れてきたことで、中国企業やイベント会社から仕事が舞い込み、3億円近い年収があるといわれます」

 

 ジャニーズ時代より、はるかに稼げるようになった赤西は、ジャニーズ独立組の “パイオニア” だ。赤西は、自身の独立ノウハウを、後輩たちに積極的に教えているという。

 

「2019年に独立を発表した錦戸亮さんは、もともと赤西さんの盟友でした。赤西さんからノウハウを教えてもらい、独立を決心したそうです。

 

 山下さんも、赤西さんや錦戸さんに連れられて飲み歩いた仲。同じスタイルを踏襲し、退所後は個人でファンクラブを立ち上げるのではないでしょうか」

 

 次々と退社が続くジャニーズ。「円満退社」とはいえ、滝沢秀明副社長の心中が気になるところだ。

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