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フリーアナ花崎阿弓の「テレビ裏口日記」キー局に初出演するまで

芸能・女子アナ 投稿日:2020.11.20 16:00FLASH編集部

フリーアナ花崎阿弓の「テレビ裏口日記」キー局に初出演するまで

 

 フリーアナウンサー花崎阿弓です!
 今回は、私が初めてキー局(フジテレビ)に出演したときの話をさせてください。

 

 日本全国にはテレビ局だけで550ほどの放送局があります(衛星放送やケーブルテレビ局も含む)。そのなかで、日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京など東京を拠点とする5つの主要放送局をキー局といいます。

 

 

 そして、関西のテレビ局と名古屋のテレビ局を準キー局といいます。関西テレビ、讀賣テレビ、ABC朝日放送、テレビ大阪、毎日放送、中京テレビ、名古屋テレビ、CBC、テレビ愛知、東海放送などです。こちらも影響力があり、東京のキー局でも放送される番組が数多くあります。

 

 そのほかの都道府県にある局はローカル局とされ、キー局の系列局となっています。

 

 私がアナウンサーを目指した2011年は、キー局の試験を受けて、次に準キー局、ローカル局と受けていく流れでした。

 

 その頃、アナウンサーの登竜門となっていたのがミスコンでした。私も関西の大学のミスコンで入賞したり、『神戸美少女図鑑』などに所属したこともあり、関西のテレビにはすでに出演していました。

 

 アナウンサーを目指しながら、メディアでお天気キャスターをする同期も多く、私も大学生ながら、テレビの勉強をさせていただきました。

 

 私は新卒で三重県の放送局に就職しましたが、東京でアナウンサーとして活動したい野望があったので、東京近辺の放送局の第2新卒アナウンサー試験を受けました。その後、静岡の放送局に入社し、東京の番組のオーディションなどを受けながら、日々アナウンサーとしての勉強を続けたのです。

 

 そして、ついにフリーアナウンサーとなって東京にやってきました。スカパーやひかりTVなどのレギュラーは獲得しましたが、なかなかキー局の仕事をするには至りません。オーディションを受けてもなかなか受からず、キー局に出る難しさを改めて実感していました。

 

 その頃の私は、キー局でリポーターをしてみたいと思いつつ、年齢も年齢なので、実家の近くに住んで再就職でもしようかという気分になっていました。

 

 気分が落ち込むなか、毎日、SNSで気持ちを呟いてみました。うだつの上がらない人生を嘆く日もあれば、元気に振る舞ってリポート練習をしてみるなど、さまざまな投稿をしました。

 

 リポート練習では、街を行きかう見知らぬ人に携帯片手で突撃リポートしてひどく怒られたこともあれば、カバンで叩かれたこともあります。なんとか撮影許可がとれた方の動画をSNSにアップする日が続きました。

 

 そのうち、SNSを見たテレビ局の関係者から声がかかりました。なんと、一度キー局の番組オーディションに来てみないかということでした。それが、今田耕司さんやハライチの澤部佑さんが出演されていた『聞いてた話と違います!』というフジテレビの番組でした。

 

 もちろん、オーディションを受ける機会をいただいたのであって、出演オファーをいただいたわけではありません。ですが、先方からオーディションに誘われたのは初めてでした。

 

 オーディションは自由な自己PR形式で、ふだんの自分について聞かれました。私自身は、東京にいることをあきらめかけていたので、取りつくろうこともせず、そろそろ実家の関西に帰ろうと思っていることまで伝えました。

 

 そのほか、SNSで「ハナハナピンポンリポート」という突撃リポートを街中で一人でやっていることや、誰にも頼まれていない食レポを勝手にやっていることを伝えました。

 

 すると、少し選考に時間がかかりましたが、「思ったとおりの変わった人でした」と、合格の知らせが届いたのです。向こうの欲しいキャラクターとしてたまたま当てはまったようでした。

 

 初めてのキー局出演は、2017年7月7日と七夕の日でした。夢が叶い、そこから、声をかけてもらえるきっかけになったSNSの発信力の偉大さを感じ、ブログなどは毎日更新するようになりました。

 

 また番組出演ができるよう、発信を続けていこうと思います。

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