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「満腹になってはダメ!」TBS女子アナが遵守する“へんてこ”ルール
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2020.12.08 18:30 最終更新日:2020.12.08 18:32
12月7日に放送された人気バラエティー番組『クイズ!THE違和感SP』(TBS系)。この日はMCの千鳥を始め、ゲストに人気女優の浜辺美波(20)、松本まりか(36)、出川哲朗(56)、霜降り明星など、豪華な顔ぶれが並んだ。
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番組内では、「違和感だらけの女子アナ物語」という、一般的には知られていない「女子アナの掟」をクイズで当てるコーナーがあり、数々のTBSアナウンサーの決まり事が暴露された。たとえば、こんなルールが取り上げられた。
●「アナウンサーは、ストップウォッチを常に持ち歩く」
→急に生放送が入った場合に対応するため
●「赤い服を着てはいけない」
→大惨事など、人の生死を扱うニュースが急に入ったときなどに「血」を連想させるため。しかも、いつでも対応できるよう白や黒の衣装は常備している
●「お腹いっぱいになってはダメ」
→本番前に満腹だと、声が出しづらかったり息継ぎが上手くいかなくなり、トイレも近くなって眠くなるため。空腹も、逆にお腹が鳴ったりするためNG
●「スタジオに行くときはエレベーターはNG。常に階段を使う」
→地震などでエレベーターが止まることを想定
●「食レポで麺を食べるときは噛み切らないで、ひと口で食べる」
→噛み切ると見映えが悪いので、常に適量を啜るように
どれも興味深い理由があるとはいえ、一般的には旧態依然とした気もするが……。そのあたりの事情を、番組に関わっている編成担当者に直撃した。
「女子アナというと、タレントのように扱われている印象があると思いますが、基本的には彼女たちは会社員です。
他局と違って、TBSはテレビ局でもありラジオ局でもある、いわゆる『ラ・テ兼局』なので、アナウンサーに求められる資質も違います。テレビには顔や姿が映りますが、ラジオは声のみ。そこでは本来のアナウンススキルが求められるんです。
それも相まって、TBSは『民放のNHK』と言われているほど、社風も保守的だと思います。たしかに『今どき、こんなルールが?』と思ってしまう約束事はあります。
たとえば『廊下は走らない』とか、『会社を出たら社内で起きた話をしない』とか(笑)。常に時間に追われる世界なので、放送や編集に間に合うよう、少しでも早くと廊下を走る人や、社外で番組出演者の悪口とか平気で口にする不届き者がいるからです。
この番組で披露されたルールは、あくまでTBSの社内においてのものです。女子アナたちは、“規制だらけ” の社内ルールを守りながら、一見派手な世界で、自分を見失わないようにもがいているんです」