【宮崎さん、教えて!】
宮崎さんはクリスマスはどう過ごしていましたか? 今年はどんな年でしたか? そして、2021年はどんな年にしたいですか?
【お答えしましょう】
クリスマス終わりましたね・・・1年が早い。。。
私は、基本的には、クリスマスは家にいたい人なんです。学生時代は、オシャレなレストランに行くことが楽しかったんですが、日テレ時代は、ほとんど仕事でクリスマスに外食したことはなく、結婚してからは夫婦で毎年記念のレンストランを予約していましたが、早めに帰ってゆっくりしていました。
【関連記事:女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」嘘をついた彼を信用できない】
離婚後も友達とワイワイすることはほとんどなく、家で一人のときもありましたし、旅行先でゆっくり過ごしたこともありました。
基本的に大勢でワイワイしていなかったと思います。今年も、コロナなので、気心の知れたメンバーで気をつけながらご飯しました。
2020年はどんな年だったかというと、コロナで大変だったけど、そして、不謹慎かも知れないけど、私にとってはすごく貴重な一年となりました。
大好きだった志村さんが亡くなり・・・コロナが落ちついたらご飯に行こうと言っていたのに、いつでも行けると思っていたら・・・志村さんに送ったLINEは、まだ残っています。
こんな状況だからこそ、会いたい人や、本当に大事な人がわかってきたし、逆に、ずっと長いお付き合いだったのに、コロナでご縁がなくなったり、今まで持っていたもの大事にしていたものでも、本当は必要ないとわかったり・・・。
断捨離が流行ったけれど、いろんな意味で自分が見えてきました。持っていても仕方ないもの、つながっていても意味ない関係、そうしたものが少しずつ、少しずつ見えてきました。
きっと、皆さんもそうですよね? 同じようなお話をよく聞きますから。
では来年はというと・・・実は、占いに行ってきました。といっても2019年の6月です。
私はきっとタイプ的にあんまり占いを信じておらず、占ってもらったら半分信じて、いいことだけは聞いておこうと思う人です。だから値段の高い占いには行かないのですが、30分3500円と聞いて、それならと。
私は、占い師さんに「仕事に生きたい」と伝えました。そして、芸能の仕事と、オーガニックハーブのお仕事、両方やっていいのかを確認したのです。もし、どっちつかずで中途半端になるのなら、やらないほうがいいし、、、最終的には自分で決めることですが、誰かの意見を聞いてみたかったのです。
そのときは、芸能と事業の両方をやることで、あなたは心のバランスが取れるから、、、1つだと傾いてしまうので、両方やりなさいと言われました。
「あなたの軸は芸能です。なので、芸能と事業は相乗効果だと思って、両方頑張りなさい。事業は頑張らないといけないし、大変だけど必ず残るから、1つの会社にせず、両方やりなさい」と。
ありがとうございましたー!!! って言ったあと、まだ15分残っていて、「恋愛は聞かないの?」と言われました。私は、「今までさんざん苦労してきたので、もういいです」と答えたら、こんな言葉を伝えてくれました。
「宮崎さん、本当はね、芸能と事業は1本の線でつながっている。右に傾いたり左に傾いたりするけれど、そこに家庭という点が入ることによって、三角形になるでしょ? そしたら、バランスを壊すことなくガッチリと動かなくなる。傾くこともなくなる。あなたは、家庭を持った方が、心穏やかに輝ける人。これだけは頭に入れておいてね」
最後に、「鼻筋が細いから、女の子に恵まれるわよ」という言葉をいただきました。
2021年、41歳の私にどんなことが訪れるのかはわかりませんが、とりあえず、今は生きることで精一杯ですので、仕事をしっかり頑張って、毎日毎日を正しく生きたいと思います。
今年最後の記事となりました。この連載を始めさせていただき、私の経験を書くことで、皆さんの日々に何かプラスになればいいなと思いながら「ドツボ」の話を書いてきました。
今年は、正直、怖くて不安な毎日でしたが、こうやって原稿を書くことで、今までの自分を見つめ直すことができました。大したことはなにもできていない、ちっぽけな存在の自分ですが、最小限のものだけあればいい、見栄はって生きることも、プライドもなにも必要なく、ただただ自分らしく生きていこうと思う気持ちが大きくなりました。
これからもキツイご意見を含め、ありがたくいただき、日々精進していきたいと思います。今年は大変お世話になりました。みなさまも、素敵な年末年始をお迎えください。
●宮崎宣子(みやざきのぶこ)
宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中
※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoで募集しています