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女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」2021年の目標は?
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.01.02 11:00 最終更新日:2021.01.02 11:00
【宮崎さん、教えて!】
新年あけましておめでとうございます。宮崎さんはどんなお正月を過ごしていますか? 今年の抱負を教えてください。
【お答えしましょう】
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2021年・・・今年はどんな1年になるんでしょうね? 昨年立てた目標も、コロナでそれどころではなくなってしまい、正直何が起こるかわからないからこそ、今を大事にしなくてはいけないですよね。
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今年の目標は、これまでのように壮大なものではなく、毎日を大事にして、人を大事にして、愛とか友情とか信頼とか、ずっと続けてきたものを継続して大切に守っていきたいと思います。
お正月は地元に帰っていいのか迷ったんですが、年末にいろいろあり過ぎて、精神的に疲れ果ててしまい、家族のそばにいたくて、早めに宮崎に帰りました。それで、ずっと散歩したり、親と食事したりを繰り返しています。実は、お正月を実家でゆっくり過ごせたのは久しぶりで、今までは、年末年始に司会のお仕事をいただいていたので、実家に帰省してもそんなに長くいられなかったのですが、今年は仕事納めも早かったので、ずっといられました。
実家の母とは、こんな日々が来るとは思わなかったし、世界中で同じ気持ちだと思うけれど、何を大事にしなきゃいけないか感じることができ、来年からは、それを続けることしかないねと話しました。
日テレ時代、お正月の風物詩・箱根駅伝を担当していたときは、毎日睡眠時間が3時間あればいいほうでした。自分の担当番組の後に箱根駅伝の仕事に入るので、朝8時からロケに行き、夜7時に戻って、0時の終電まで箱根の仕事をして、、、家に帰るのが夜中の1時で、そこからお風呂に入って、次の日の仕事の下準備をしてから寝て、また6時起きなんて日もありました。
当時は若かったし、やらなくてはいけないことばかりで、でも、仕事がまだまだ全然できなくて・・・。先輩たちに迷惑をかけながら、叱咤激励を受け、毎日を必死で生きていたように思います。
本当はアナウンサーは泊まらず、ちゃんと家に帰らなくてはいけなかったんですが、私は帰る時間と体力が惜しくて・・・東京・麹町の社屋には、3階にタレントクロークがあり、その打ち合わせ場所の周りにソファーが並んでいて、よくADさんやディレクターさんが寝ていたんですが、私も顔を隠して一緒に寝ていました(笑)。
バレたら怒られますよね。アナウンス部のロッカーに下着セットと、寝袋みたいなブランケットを置いて・・・。体を温めるために使うブランケットを顔だけ隠せばバレないと思って、顔をぐるぐる巻いて、そのままにソファに横になった瞬間から記憶がありません。で、気がつくと、朝の5時くらいになっていて、朝の番組の人はもう仕事していて、、、こっそり起きて、シャワー浴びて、スタイリストさんから衣装をもらって、そのままメイク室に行って、仕事に行ってという日もありました。
今ではありえないですよね(笑)。女性らしさとか人間らしさとか、まったくカケラもありませんでした。いつもうつ伏せで、たれパンダよりもぐったりでした。
最近思うことは、仕事があることはとてもありがたいのですが、年末にちゃんと大掃除して、お墓参りして、餅つきして、年越し蕎麦を食べて、紅白見て、初詣行って・・・って、それを家族でできることがありがたいと感じるようになりました。
仕事から帰ってぐったりでも、失敗しても、いつでも暖かく迎えてくれる家族がいたので、私は頑張れたと思います。いなくても、電話をすればいつでも話して状況を共有できる、いつでも味方で、いつでも助けてくれて、守ってくれる家族がいること、存在自体がありがたいと思いました。
本来なら自分も、家族を作り、子供を作り、親からもらった愛情を受け継ぐ存在を作るべきだったかもしれませんが、私は、まだまだ親に迷惑をかけて、心配かけて、いつまでも手のかかる子供のままです。こんな私ですが、今年も毎週自分なりの言葉でメッセージをお伝えできればと思います。
今年の抱負は「毎日笑う」にします。悲しくても、寂しくても、つらくても、少しでも笑顔になれますように。
●宮崎宣子(みやざきのぶこ)
宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中
※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoで募集しています