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女子アナ日下千帆の「美女は友達」インドネシアで活躍するNPOプレジデント

芸能・女子アナ 投稿日:2021.01.14 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」インドネシアで活躍するNPOプレジデント

日下アナ(左)と伊集院さん

 

 今回ご紹介する美女は、NPO法人「ワールドキッズミュージアム」プレジデントで、インドネシア・ジュンベル県のファッション・カーニバル国際大使でもある伊集院さくらさんです。

 

 上の写真で、私たちが着ている衣装は、どちらもインドネシアの代表的な民族衣装。伊集院さんがお召しになっている緑の衣装は、西ジャワ・バンドゥ地域のクバヤ。

 

 

 私がお借りした赤い衣装は西スマトラ・パダン地域のパジュクルと呼ばれる衣装です。どちらもふんだんに金糸が使われていて、きらびやかでゴージャス、パーティ映え間違いなしです。

 

「ワールドキッズミュージアム」は、アートを通じて世界の子供たちをつなぐ目的で、2011年に設立されたNPOです。

 

 2012年1月には、東日本大震災で被災された方々を応援するため、子供たちの作品1000点ほどを千葉県の金谷駅やフェリーターミナル、東京・青山のギャラリー、病院などに展示しました。活動テーマとなる「WE ARE ALL ONE 海を越えて支えあう子供たち」が、そこから始まりました。

 

日本で開催した子供たちのアート作品(2015年)

 

 お父様のお仕事の都合によりドイツで生まれ、小さい頃から多様な人種、文化のなかで育った伊集院さんにとって、言葉が通じない子供たちがすぐに打ち解けて遊びだすのは、とても自然なことでした。日本に帰国後も、子供1人で飛行機に乗って行き来していたそうです。

 

「世界という家族のなかに自分がいるという感覚です。子供同士なら、会えば自然に仲よくなれる姿を見てきました。友情を育んだ子供たちが大人になったとき、お互いに支えあえる世界が作れるはずです」

 

 伊集院さんは、2011年、専門学校(東京映画・俳優&放送芸術専門学校)在学中に、ワールドキッズミュージアムの代表と出会い、子供のパワーで平和をつくるというユニークな活動に共感し、事務局長を引き受けました。

 

 ワールドキッズミュージアムでは、作品展示のほかにも、文化交流を目的として、子供たちによるカーニバルを開催しています。最初はインドネシアと日本の2カ国から始まった活動ですが、参加国は年々増え続け、昨年はオンライン開催で13カ国にのぼりました。

 

「毎年、子供たちがお互いの国を行き来して、異国の生活や文化を学んできましたが、昨年はコロナで訪問できませんでした。そのため、カーニバルもリモート開催となったのですが、おかげでかえって参加国が増えました。今年8月には51カ国の参加を予定しています」

 

 目標は、2024年までに、すべての国に参加してもらうこと。まずは、今年、対面でカーニバルを実施したいそうです。

 

「やはり、バーチャルでなく、実際に対面できる喜びが、人のご縁につながります。その土地の香りや、人のぬくもりを知ると、また会いたい気持ちになりますよね。今後も、日本の多くの子供たちに国際的な文化交流体験と成長の機会を提供したいと思います」

 

JFC国際大使として取材を受ける

 

 伊集院さんの活動は、インドネシアの地元メディアでも取り上げられました。そして昨年、大手メディアグループの社長の紹介でジョグジャカルタ王宮スルタン宮殿に招待され、友好の証に感謝状を授与されました。

 

 伊集院さんが理想とするのは、子供の頃から世界の人と触れ合うことにより、自然と仲よくなれる平和な世界。コロナ禍を克服したあと、世界は伊集院さんの理想に大きく近づくことでしょう。

 

インドネシア観光省で大臣らと舞台に(左)

 

日下千帆(くさかちほ)

 

1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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