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『WBS』佐々木明子キャスター「明日の道標になるような番組を目指します」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.05.03 06:00 最終更新日:2021.05.03 06:00

『WBS』佐々木明子キャスター「明日の道標になるような番組を目指します」

佐々木明子

 

 テレビ東京の看板番組『WBS(ワールドビジネスサテライト)』が3月29日から放送開始時間を1時間早め、夜10時スタートとなった。

 

 出演者のマスク着用も話題になったが、ギリギリの人数で番組を作っているので、感染対策は必然だったという。

 

 

 石原淳子チーフ・プロデューサーは時間変更の理由をこう話す。

「以前からいろいろと調査をしてきたのですが、23時台だと5割前後の方が就寝し始めているという結果もあり、その数字は10年間で上がっていました。

 

 実際に視聴者からも放送時間を早くできないかとのお声がありました。そうした背景と、コロナ禍の影響で夜の在宅率が上がっていることもあって、22時開始の決断となりました」

 

『報道ステーション』(テレビ朝日系)とのガチンコ勝負と話題になっている。

 

「まったく意識をしないというわけにはいきませんが、我々は独自の切り口で斬る経済ニュース。競争をするよりは、やれることをきちんと伝えていこうと思っています。

 

 日本経済が元気になるために、課題を指摘するだけではなく、さらに一歩先が見える提案型の報道、明日の道標になるような番組を目指しています」

 

 佐々木明子キャスターがこう語る。

 

「担当してきた『Newsモーニングサテライト』は就寝中に起きた世界経済の動きを速報で伝える番組でしたが、『WBS』は一日を振り返りながら、明日への提言をしていく番組。

 

 コロナで私たちの意識は大きく変わりましたが、経済を動かすのは『人』です。人が弱れば経済も弱ってしまいます。

 

 皆さんが未来に希望を持てるよう、今、起きている世界の大転換、そこに立ち向かう企業の姿、一歩先の経済をとらえていきたいです。

 

 テレビ東京は経済に重点を置いて、経済の視点からニュースをどう伝えていくかにこだわっています。そこからブレないように、目に見えづらい経済をわかりやすく伝えていきたいと思っています。

 

 51歳で新しいことに挑戦できるのは本当にありがたいこと。チャレンジングな会社だと感謝しています(笑)」

 

ささきあきこ

東京都出身 1992年テレビ東京入社。2014年から『Newsモーニングサテライト』のメインキャスターを務め、3月29日より『WBS』のメインキャスターに

 

写真提供・テレビ東京

 

(週刊FLASH 2021年5月4日号)

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