芸能・女子アナ芸能・女子アナ

吉高由里子のモノマネで有名な福田彩乃「きっかけは派遣切り」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2012.05.23 00:00 最終更新日:2016.12.15 15:20

吉高由里子のモノマネで有名な福田彩乃「きっかけは派遣切り」

 

 吉高由里子、綾瀬はるか、ローラ……。人気女優やモデルといった同世代の美人たちのモノマネでいま大ブレイクしている、新・モノマネ女王の福田彩乃(23)。彼女の人生は”派遣切り”によって180度変化したという。’09年3月、愛知県の大手自動車メーカーに勤めていた福田は、前年秋に起こったリーマン・ショックの影響から解雇に追い込まれてしまったのだ。彼女は当時のことをこう振り返る。

「上司に個室に呼ばれて、『不景気で人を削らなくちゃいけない』と通告されました。『自分は若いから大丈夫だろう』と油断していたんですよ。突然のことだったし、頭が真っ白になりましたね」

 退職後、ハローワークに通いながら、家でもパソコンで仕事を探した。そこで偶然、現在の事務所の全国オーディションを見つけ、応募すると1次、2次選考を通過。そして6月、最終選考で中島みゆきなどのモノマネが評価され、応募総数3万1514人の中からバラエティ部門賞を受賞する。秋に上京しタレント活動を開始したが、最初から仕事があったわけではなかった。

「半年でOL時代の貯金が底をついたので、バイト求人誌を読んでいたら、カラオケ付きの居酒屋で募集要項に『モノマネできる人』と書いてあったんですよ、修行のつもりで応募しました。面接で『なにかモノマネできるんですか?』と聞かれたので、絢香さんや中島みゆきさんの歌マネをしたんです。そしたら、店長が『じゃあ明日からね!』と」

 だが、働き始めるとお店でモノマネをしている人は誰もいなかったという。1日8時間、週5ほど働きOL並の稼ぎになったが、ある日『何しに東京へ出てきたんだろう』と危機感を抱き、あまり挑戦する人のいない”女優のモノマネ”を習得することに。それがブレイクへとつながっていった。現在、テレビでモノマネをする女優本人との共演も多い福田。

「吉高さんには、初めてお会いさせていただいたとき『ねえ、私のモノマネしてるよね?』と話しかけられたんです。絶対怒られると思ったら、『うれしいです、ありがとう』と言ってくれて。その後、舞台挨拶でご一緒したとき、冗談で『またあんたと一緒かよ!』と突っ込んでくれました。すごく気を使っていただいて、心が広い方だなとあらためて感じましたね」

(週刊FLASH 2012年6月5日号)

続きを見る

【関連記事】

今、あなたにおすすめの記事

芸能・女子アナ一覧をもっと見る