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女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」友人のネガティブ発言に疲れる

芸能・女子アナ 投稿日:2021.05.29 16:00FLASH編集部

女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」友人のネガティブ発言に疲れる

 

【宮崎さん、教えて!】

 

 人生がうまくいってないらしい友達と遊んだのですが、ネガティブ発言が多くて、一緒にいて疲れてしまいました。昔から仲がいい子なので、できればよい関係でいたいのですが……。突き放すのも見捨てるみたいで罪悪感があります。こういうときってどう対応したらいいんでしょう。

 

 

【お答えしましょう】

 

 わかります! わかります!
 私も同じです! 人のネガティブを吸ってしまう体質なのか、どっと疲れて帰ったらソファーに倒れ込んでしまったこともあります。

 

 そこまで仲よくない人だったら、2度と会いません(笑)。

 

 友達でも、ずっと旦那さんの悪口を言っている人、姑さんへの愚痴とか、ママ友の嫌がらせの話とか、関係ない人間関係のことで自分の貴重な時間を費やし、、、さらに、その相談に必死にのってあげたところで解決するはずもなく、ただ聞いてほしい、共感して一緒に愚痴を言ってほしいだけで、聞いてるこっちはどっと疲れる・・・なんてことたくさんありました。

 

 そして、その人たちとは、もう会ってないです。私には旦那もいないし、姑も子供もいないので、まったく共感できないし。

 

 悪口言っている人の顔を見たことありますか? ま~恐ろしい顔をしています。美人さんも、びっくりおブスになっています。眉間にシワがより、口角が下がり、目は釣り上げり・・・一緒にいたら、こっちまで老けこみそうです。

 

 なので、会わないことにしています。そして近寄らない。
 でも、仲よしの友人となると話は別です。私も見放すことはできないです。

 

 不妊治療がうまくいかず、それで旦那さんが浮気、不幸色全開で会いに来た友人に言いました。「私もその顔なら浮気するかも」って。。。

 

 不妊治療がうまくいかないのは、旦那のせいではありません。なのに、イライラして不機嫌な顔で家にじーっといられたら、私も逃げ出したくなります。そんな気分のところに、いつも笑顔で自分をポジティブにしてくれる人がいたら、心地いい方にいくのは世の流れです。

 

 なので彼女に言いました。

 

 旦那さんのことは考えず、責めず、とりあえず自分のことを自分で幸せにする方法を考えてみたら? そして、いまの顔、本当に怖いし、その顔でずっといたら、せっかくの美人がブスになるよって。

 

 外に目を向けて、相手のいいところを探して、楽しいことを見つけていけばいいのに、、、明日死ぬかもしれないのに、人生もったいないよって伝えました。

 

 その後、専業主婦だった彼女はパートをはじめ、家にできるだけいないようにして、女子会を楽しみ、パートのお金で自分の洋服を買ったり、お茶したり、旅行や映画に行き、、、そしたら、旦那さんの方が歩み寄ってきてくれて、「もう一度不妊治療してみる?」って言ってきてくれたそうです。

 

 そして、すぐに妊娠しました。いまではいいお母さんです。

 

 体調とかで不機嫌になることはあるし、女性の場合、自分に自信が持てなくて、人の悪口を言って安心する人もいるので、ネガティブと決めつけるのは難しいですが、ネガティブのときって、視野が狭くなってることが多いんですよ。

 

 だから、私は外に目を向けさせるようにします。

 

 私の母もそうでした。専業主婦が悪いわけではないと思うのですが、何をすすめても否定から入るのです。

 

私:この洋服かわいいじゃん。
母:え~派手じゃない?
私:(着てみたらいいのに……)

 

私:このお店、美味しいね。
母:でも、人、全然いないよ。
私:(味と関係ないじゃん)

 

私:新しくショッピングモール、行ってみない?
母:行った人が、たいしたお店入ってないって言ってたよ。
私:(行ってからいいなよ)

 

 褒めても否定です。

 

私:その髪型いいじゃない。カット上手だね。
母:でも、切ってくれる人、話が長いし、いろいろ聞いてくるのよ。
私:(カットと関係ないじゃん)

 

私:この家のお庭、きれいだね~
母:この家の娘さんの婿が、浮気して子連れの人と再婚したのよ。
私:(その人、私、知らないし、庭の話なんだけど)

 

 こんなタイプの母でした。なにを言っても否定され、会話がつまらなかったんです。でも、いらないと言っていたパンの機械を送ったところ、突然パンを作り始め、パン教室を始め、生徒さんを持つようになったら、みるみる変わりました。

 

 先生となった母は、自分のパン教室を楽しいと思ってもらうため、生徒さんをパンに対して前向きにさせるため、途端にポジティブで明るくなったんです。母も、社会に出て、人間関係を学んだんでしょう。

 

 同時に、父に対しても対等になれたことで、言いたいことを言えるようになり、いつしか上から目線だった父も母に優しくなりました。本当にポジティブの大切さに気づいた出来事でした。

 

 ネガティブなときって、誰にでもあります。でも、何かをきっかけにポジティブになれたりします。

 

 大切な人になら、しっかりと伝えてあげることも友情です。なぜなら、自分がネガティブになっていることに気づかなかったりするから。

 

 私は、気づいたら説明して、一個ずつ、こう言われたらこう思うよね? と伝え続けました。エネルギーが必要ですので、本当に大切に思う人にしかできません。

 

 質問者さんも、ご友人に「いまネガティブになってるけど、大丈夫?」って伝えるだけで、ハッとするかもしれませんよ!

 

宮崎宣子(みやざきのぶこ)
 宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中

 

※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoまたはinfo@smart-flash.jpで募集しています

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