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藤木直人 コロナ禍で2度めの「夏撮影」を癒す「全スタッフ掌握スマイル」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.06.04 06:00 最終更新日:2021.06.04 06:00
最高気温が25度を超える「夏日」を記録したこの日。東京・新宿の路上に姿を見せたのは、俳優の藤木直人(48)だ。
人通りの多いオフィス街で、スタッフが路上の交通整理をおこなっている。どうやら、ドラマ撮影中のようだ。
藤木は「僕は歩くのが速いので、ゆっくり歩きますね」と、女性共演者に声をかけると撮影開始。横断歩道をわたるシーンを何テイクか撮って、藤木とスタッフたちがモニターを確認した。
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「あ、これいいじゃん!」と藤木の元気な声が聞こえる。スタッフたちとも談笑し、和やかな撮影現場だった。
「ロケでの藤木さんのスタッフへの気遣いは、各方面から評判と聞きます。私も以前、アウトドア系の企画ロケで藤木さんとご一緒したことがあります。
そのときは山道を歩いたのですが、つらそうな私に『大丈夫? もう、あと少しだよ』と笑顔で声をかけてくださったのが忘れられません。あれ以来、私は完全に“藤木派”ですね(笑)」(バラエティ番組関係者)
その場にいる人の心を掌握する “藤木スマイル” に、スタッフたちの “コロナ疲れ” も癒されているといいのだが――。
「連続ドラマの放送は完全に通常クールどおりに戻りましたが、コロナ禍はまだ続いています。
2020年春は完全に撮影がストップし、夏に再開したときにはいっさい感染が出ないように、通常時より3倍の時間をかけて撮影するなど、かなり対策に手を焼いていました。そのため現場の疲弊も大きかったです。
いまはコロナ以前と同じくらいに、屋外での撮影シーン数も戻ってきていますが、感染対策の徹底は継続しておこなっているので、撮影時間も長引く傾向にあります。2度めの夏も、暑さ次第では体力的負担が大きくなりそうですね」(ドラマ関係者)
冒頭の撮影シーンでも、つねに不織布マスクをつけたスタッフが消毒液を持ってスタンバイし、カットがかかるたび、役者たちに手指消毒をおこなっていた。
この日も、藤木が撮影の合間にこまめに水分補給するほどの暑さ。これが「真夏日」「猛暑日」となれば……スタッフたちのさらなる苦労も伺える。
7月クールに藤木は『ボクの殺意が恋をした』(日本テレビ系)、『黒鳥の湖』(WOWOW)の2作品に出演する。スマイルと視聴率のダブルで、スタッフたちの労に報いてほしいところだ。