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女子アナ日下千帆の「美女は友達」東京都のポスターモデルで藤岡弘と共演
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.07.01 16:00 最終更新日:2021.07.01 16:00
女性のキャリアは多種多様。「美女は友達」は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。
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10年ほど前から始まった美魔女ブームは、もはや一過性のものではなく、すっかり日本社会に根付いたように見受けられます。バブル世代の女性たちは、「舞台を降りない女たち」などと呼ばれ、アラフィフ、アラカンとなった今でもゴージャスな話題を振りまいてくれています。
今回ご紹介する美女も、40代からミセスモデルとしてCMや雑誌に登場し、現在はレンタルスペースの運営もされている上原治子さんです。
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北海道の広大な大地で伸び伸びと育った上原さんは、フェリス女学院大学への入学を機に横浜で一人暮らしを始めました。
1988年の卒業後は、タイムレコーダーで知られるアマノ株式会社に入社。総務部で研修講師として活躍していたところ、取引先だった第一生命の営業部長からスカウトされ、法人営業を担当することになりました。
新たな職場では、優秀な営業成績が認められ昇進の機会を得ましたが、お客様からプロポーズされて3年で寿退社。専業主婦を経て、2008年に自宅で塾のフランチャイズを始めます。
「塾を始めてみたものの、フランチャイズではなんだかんだと出費がかさみ、売り上げはマイナスでした。このままでは続けられないと思い、1年後には独立して個人で学習教室を開きました」
上原さんの指導は好評で、近県から長期にわたって通ってくる生徒さんもいたそうです。また2014年には、ママ友の紹介でミセスモデルの事務所にも登録し、CMやテレビ通販番組への出演が増えました。
お仕事は順調に進んでいた上原さんですが、ご家庭では反抗期を迎えた息子さんと上手くコミュニケーションが取れないという悩みも抱えていました。
「どうしたらいいのかわからなくなりましたが、人まかせではなく自分の力で解決したいと思い、2015年にカウンセラーやコーチングの資格を取得しました」
経験を積むため、ボランティアで不登校の子供たちのカウンセリングを引き受けたところ、これがモデルのお仕事において大きなチャンスとなりました。
2019年、東京都が始めた「TOKYO子育てスクラム」というプロジェクトでポスターモデルの募集があった際、これまでの不登校児支援の実績が買われ、上原さんの採用が決まりました。
「初代仮面ライダーの藤岡弘、さんがメインキャラクターでした。撮影でご一緒し、生で『変身!』のポーズを見たときは、ロケバスの中でモデル仲間と盛り上がりました。
その後、ポスターが都内のスーパーや駅の構内に貼られるようになり、『見ましたよ』とたくさんの方から反響をいただきました」
ちょうどその頃、自宅の1階を改装してレンタルスペースをオープンしました。キッチンつきで1時間1900円でレンタルするほか、ご自身でも講座を開催しています。
「現在は、手作り口紅のワークショップなどを開催していますが、息子とは、彼の好きなアニメの話題で楽しくコミュニケーションが取れるようになったので、ゲームやアニメのオフ会も企画しています」
素敵な空間があると夢が広がりますね。
実は、食品営業許可証も取得されているので、将来はドッグカフェをオープンする計画もあるそうです。外野から勝手な提案をさせていただきますが、塾講師や不登校児のカウンセリング経験を活かし、子供カフェの運営などいかがでしょう? 私も子供たちの支援のお手伝いに伺います。
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も