当時交際していた複数の男性と桑子アナとのツーショットプリクラを見せてもらうと、Aさんが言うとおり、そのなかの一枚に「不倫デート」という書き込みがある。なぜ、そんなにモテたのか。
「彼女は酔うと、あの大きな目がトロンとして、ふだんは低めの声が猫なで声になり、『指が細くてきれい』とか言いながら、甘えた感じでさわってくるんです。私も虜になったひとりですが、狙われた男は、ほぼ全員彼女に惚れていました」
大学生活を満喫した桑子アナは、2010年にNHKに入局する。
「彼女は在学中、NHKでアルバイトをしていましたが、アナウンススクールには短期間通っただけでした。内定したことは、本人がいちばんびっくりしていました」
最初の配属先は、長野放送局。当時の桑子アナを知る、あるNHK関係者が証言する。
「お酒が好きで、種類はなんでも飲みます。地方局時代は、上司や先輩などの誘いは基本断わらず、深夜3時くらいまで飲むこともありました。
同期入局で、広島に配属されたジャニーズ系の記者と遠距離恋愛していましたが、桑子アナが長野から広島に異動するころには、もう別れていましたね」
そのころには一般企業に就職していたAさんだが、2人の関係は、社会人になってからも続いていたという。
「彼女が地方局に勤務していたころは、数カ月に一度、私が彼女のマンションに行く形で会っていました。彼女が自宅のベッドのマットレスを替えたとき、古いマットレスを捨てずに、なぜかベランダに放置していたことを覚えています」(Aさん、以下同)
桑子アナは2015年に東京アナウンス室に異動になり、『ブラタモリ』のアシスタントに抜擢される。
「すぐにタモリさんの著書を購入して、研究していました。人気が出ても天狗になることはなく、地道に努力を続けていました。そういうところでは、尊敬できる存在なんです」
桑子アナにとって、ある時期までのAさんは、なんでも話せる気の置けない存在だったに違いない。だが、日本中の誰もが知る存在に彼女は成長した。いつしか、Aさんの存在が疎ましくなったのか――。
「彼女が東京に異動してからも、しばらくは会っていましたが、あるとき電話してみると、いつの間にか着信拒否されていました。LINEもブロックされていて、それ以降はいっさい連絡を取っていません。なんの前ぶれもなく、突然捨てられたんです」
2017年、桑子アナは「就職活動中に知り合った」というフジテレビの谷岡慎一アナと結婚したが、2018年にスピード離婚しているのは、ご存じのとおり。NHKに桑子アナとAさんとの関係について問うと、「個別の職員に関することはお答えしていません」と回答があった。
現在Aさんは家庭を持ち、2020年の『紅白』は家族で観たそうだ。