比嘉愛未『推しの王子様』現場は “連日撮影” …狙うは「代役ブレイク」

撮影の合間に手持ちの小型扇風機で涼む比嘉。フェイスガードをつけて、共演の渡邊圭祐と入念にリハーサルに臨む姿もあった

　女優・比嘉愛未（35）にとって、少しの暑さも油断できないのには理由がある。

　本誌が目撃したのは、降板した深田恭子（38）の代役として主演を務めるドラマ『推しの王子様』（フジテレビ系）の撮影だ。 “緊急登板” からまだ1カ月。比嘉はいま連日の終日撮影に臨んでいるのだ。

「無理をしてでも受ける価値はあります。代役で大河ドラマ出演をゲットした川口春奈さんが昨年、株を上げたように、『代役はブレイクに繋がる』と注目なんです」（芸能記者）

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　かつては宮沢りえ（48）が、舞台を降板した天海祐希（53）の代役を2日間の稽古で務め、役者としての評価を確固たるものにした。前出の記者は「同じような流れがある」と話す。

「川口さんは “低視聴率女王” と揶揄され、宮沢さんも一時、私生活の悪い点ばかり注目されました。華々しいデビュー後に一度、辛酸を舐め、そこから代役で地位を確立したという共通点があるんです。いま、視聴者は “苦労人” の女優に共感する傾向にあります。

　比嘉さんもデビュー直後は朝ドラの主演に抜擢されましたが、以降は “引き立て役” が多いのが現状。しかし、それは “代役ブレイク” の舞台が整っているということです」

　夏バテしている場合じゃないのだ。

（週刊FLASH 2021年7月13日号）