2017年の大河ドラマ「柴咲コウ」演じる井伊直虎は処女だった！

『井伊直虎の像』

　好調だった『真田丸』に続く2017年の大河ドラマは『おんな城主 直虎』だ。直虎を演じるのは、大河初主演の柴咲コウ（35）。

　井伊直虎について残された資料は少ないが、直虎の父のいとこにあたる徳川家康の正妻・築山殿が残された絵で美しく描かれていることから、直虎も柴咲が演じるにふさわしい美女だったとみられている。

　柴咲はＤＡ ＰＵＭＰのＩＳＳＡ（38）や妻夫木聡（36）、最近は「和牛王」と呼ばれる実業家など、多くの男性と浮き名を流してきた。

　一方、直虎は、生涯男性経験がなかった可能性が高い。

　直虎は、井伊家の分家の嫡男である井伊直親と婚約し、幼いころからともに育つ。２人が婚姻し、直親が井伊家の家督を継ぐ予定だった。だが、直親の父が主君への謀反の疑いをかけられ、自害したことで、運命が一変する。

『井伊直虎 女領主・山の民・悪党』（講談社現代新書）の著者で、一橋大学附属図書館助教の夏目琢史氏は語る。

「直親は主君からの追及を避けるため、井伊家の本拠地である井伊谷を去る。直虎と直親がまだ９歳くらいのことです。そして直虎は出家し、『次郎法師』となった」

　ほかの男に輿入れするという選択肢もあったが、直虎は若くして仏門に入る。『おんな城主　直虎』では、その理由は三浦春馬（26）演じる直親への一途な愛がゆえと描かれるようだ。

「約10年後、直親は帰郷することができた。だが、当時は女性が還俗（僧から民間に戻ること）して結婚するということはあまりないことです」（同前）

　直親は、ドラマでは貫地谷しほり（31）が演じる井伊家の重臣の娘と結婚してしまう。

「直虎が結婚をしたという記録は残っていないし、僧侶になってからは貞操を守った可能性が高いですね」（同前）

　どうやら直虎は、生涯、処女を貫いたようだ。

　柴咲はそんな直虎を精いっぱい演じている。

「重い甲冑を着こんでの撮影でも、弱音は吐かない。つらい滝行のシーンも笑顔で乗り切った」（芸能プロ関係者）

「恋多き女」柴咲と「処女」直虎。対照的な２人の化学反応で、大ヒット間違いなし!?

（週刊FLASH 2017年1月10日号）