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たむらけんじ 松本人志に名指しされた“次のクビ芸人”説…直撃に告白30分【上半期ベストスクープ】

芸能・女子アナ 投稿日:2021.07.10 06:00FLASH編集部

たむらけんじ 松本人志に名指しされた“次のクビ芸人”説…直撃に告白30分【上半期ベストスクープ】

たむけんは、3月30日にSNSで「血尿」を報告していたが、「もう大丈夫。庭いじりして、ウオーキングに行こうかと思ったとこ」と話した

 

 コロナ禍による混乱と激動の時代が続くなか、芸能界も “事件” が起こり続けた2021年上半期――。多くのスクープを報じてきた本誌の記事の中から、特に反響の大きかったものを再掲。あなたの心に残った “上半期のベストスクープ” はどれ……?

 

 

「闇営業騒動」に端を発し、加藤浩次(52)との「契約終了」で世間を驚かせた吉本興業。その吉本に “なくてはならない存在” となった松本人志(57)が、 “次に吉本を抜けるのは……” と番組内で発言したことが大きく話題となった。(以下、週刊FLASH 2021年4月20日号より。年齢は当時ママ)

 

「松本さんのあれ……(僕のことだと)バレバレやん(笑)。でも、あそこで僕の名前を出してくれるのは、愛なんで」

 

 4月1日、朗らかな春の朝。「たむけん」こと、お笑い芸人たむらけんじ(47)は自宅前で、本誌の直撃にこう答えた。

 

 加藤浩次と吉本興業との「突然の契約終了」が発表されてから1カ月弱ーー。業界で「次に “クビ” になるのは誰か……」と噂が飛び交うなか、3月21日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、松本人志が「次、危ないのは獅子舞芸人のTですよね」と口にしたのだ。

 

 たむけんは2020年7月から、加藤と同じ「専属エージェント契約」を吉本と結んでいる。

 

ーーエージェント契約になって、仕事は変わりましたか?

 

「これまで、自分に入る(ギャラの)額は知ってましたけど、仕事をくださった側が実際にいくら払ったかはわからなかった。だから、テレビ局の人と話していて『そんなに払ってくれてたん?』といったことが何回もあって……。でも、今は全部わかるんです」

 

ーー現在は、仕事のオファーを自分で把握しているんですね。

 

「そう。今まで吉本が断わっていたかもしれない『ギャラの安い仕事』も、受けるかどうかを自分で全部決められる。知らないところで、仕事が消えていくこともないです。気持ちよく仕事ができています」

 

 2019年の「闇営業問題」後に、加藤、たむけんのほかに友近(47)、ハリセンボン・近藤春菜(38)などがこぞってエージェント契約を結んだ。「芸人にプラスしかないから、みんな選んでるんです」という業界関係者の声も聞かれる。

 

ーーメリットばかりですか?

 

「契約はそれぞれだから、ほかの人のことは推測だけど、よく書かれる(タレント側の)ギャラの “全取り” みたいな『吉本に損しかない契約』ではないと思う。吉本が営業をかけてくれることもないんですよ。

 

 向こうから来るオファーから選ぶしかない。出演番組の “時間帯かぶり” も自分たちで調べて、仕事を受けなきゃいけない。“これからの芸人” には、向かない契約だね」

 

ーーそれでも、エージェント契約を続けていきたい?

 

「僕はずっと続けていきたいけど……。(吉本から)『もう辞めて』と言われたら、どうしようもないんでしょうね。僕も契約更改がある2021年の秋まで『来年も契約してもらえるのか、“クビ” になるのか』わからないんです」

 

ーー最悪の場合、フリーに?

 

「東野(幸治)さんとかが、『俺は吐いた唾を呑めるタイプやから。お前もそうやって(吉本との専属契約に)戻ってええぞ』って言ってくれるんです。ありがたいんですけど……ただ、僕は『会社に不満がある』わけでもないし、呑む唾なんかないんですよ(苦笑)。そう思われるのは、悲しいというか。

 

 しかも、加藤さんがこういう形で辞められたら、今後は誰もエージェント契約を結ばなくなるでしょ? 吉本はどう思っているんだろうと……」

 

ーー吉本は好きですか?

 

「大好きだし、『吉本所属』を名乗れるのは誇りです。僕がずっと “吉本愛” を貫けるように皆さん、お願いします!」

 

 記者との応答は、30分近くに及んだ。それは「愛」と「不安」の間で揺れる彼の葛藤の表われかーー。

 

写真・谷本潤一

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