芸能・女子アナ
北野武『アウトレイジ』じゃなかった新宿二丁目の夜
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2012.10.09 07:00 最終更新日:2016.08.10 20:23
最新監督映画『アウトレイジ ビヨンド』が6日に公開された北野武(65)。前作『アウトレイジ』に続きヤクザの世界を描いており、正式出品されたベネチア国際映画祭でも好評を伝えられた。今月1日には宣伝もかねて、たけし本人が24年ぶりに『笑っていいとも!』のテレフォンショッキングに出演したことも話題となった。
「3~4カ月前までは『引退したい。でも食わせるヤツがいるからな……』と言ってて。疲れていたみたい。でも最近は『映画が当たりそうな気がする』と上機嫌です。ふだんは用心して行かない繁華街にも足を運んでますよ」(芸能関係者)
9月下旬の週末の夜もそんな気分だったらしい。浅草キッドの玉袋筋太郎(45)ら、たけし軍団関係者らとやってきたのは、新宿二丁目のおかまバー「マリヤ」。同じメンバーと歌舞伎町のスナックで一杯やっての2件目だ(『笑っていいとも!』では、歌舞伎町の前に中野でも飲んでいたと話していた)。
「『新宿二丁目で飲むのは30年ぶりだよ』って話してましたね。2時間ほどいらして、バーボンのフォア・ローゼズの黒を水割りで5~6杯召し上がってました。こちらを気遣ってくださって、本当に素敵な方でした。
お代は7万5000円だったんですが、10万円の束をポンと置いて『釣りはいらない』って。一緒にいらした方と、私にまで1万円が入ったご祝儀袋をくださいました」(「マリヤ」のママの池マリヤさん)
深夜2時に店を出ると、酔いも手伝って通行人にも上機嫌に挨拶を返す北野監督。そのうち、若い女性が「たけしさん、おまじないして!」とやってきた。
軍団に「殿、『シャクティパット』してあげてくださいよ!」と囃したてられるがままに、衆人環視のなか女性の腰に手を回してみせる。
というわけで、まったく"極悪非道"(アウトレイジ)からはほど遠い雰囲気。この後、お付きのスタッフの車で四谷の焼き肉店へ向かい、お開きになったのは午前3時半を過ぎたころだった。
『笑っていいとも』では、次回ゲストの玉袋に「この前、オレの財布からカネ抜いただろ?」と絡んで笑いを誘っていたが、4軒のハシゴ酒では本当に記憶がなかったに違いない。
(週刊FLASH 2012年10月23日号)