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女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」犬を飼い始めたけれど自分は苦手

芸能・女子アナ 投稿日:2021.07.24 11:00FLASH編集部

女子アナ宮崎宣子の「ドツボ脱出」犬を飼い始めたけれど自分は苦手

 

【宮崎さん、助けて!】

 

 この春、わが家では犬を飼いはじめました。妻と子供たちは大喜びですが、僕は、実は犬が苦手です。吠えられると怖いというか、ビビるというか、そもそも触ることさえできません。犬はまだ子供ですが、居間を占拠していることが多く、家の中に僕自身の居場所もなくなってきました。いったいどうしたらいいでしょうか。

 

【お答えしましょう】

 

 

 犬って、人のことよーーーーくわかってますよね(笑)。知り合いの旦那様も、よく飼い犬に噛まれているそうです(笑)。

 

 その方は、とても温厚で優しくて、犬が大好きって感じだったのでびっくりしました。しかも3匹飼っていて、小さいサイズから大きいサイズ、中型犬と、種類もさまざま。犬は美人ちゃんでとてもかわいいのです。

 

 なんでかな~? って思ったら、やっぱり、どこかで犬が好きじゃないんですよね。

 

 散歩も行かないし、犬がいると旅行いけないじゃんとか、嫌いではないけど、好きではない。。。というのがわかってきました。それで、酔っ払ったときに、奥さんが寝ていたりすると、犬に絡んだりして噛まれるそうです(笑)。

 

 そりゃ、犬だって噛みたくなりますよ。酒臭いし、なに言ってるかわからないのに、バシバシ叩いてるのか、撫でているのか・・・私も上司から同じような目にあったら、、、言葉で「やめてください」って言えなかったら、噛みついているかもです。

 

 やっぱり、犬に嫌われる人には理由がある。。。かも。

 

 ですが、質問者さんは、犬が嫌いではなく「苦手」ですよね? ということは、なぜそうなったのか、です。吠えられると怖い・・・なにかトラウマがありましたか? もしトラウマがあるのなら、対処してみませんか?

 

 私は、蜘蛛が苦手です。小さな蜘蛛でも「ぎゃ~~~~~~」ってなります。

 

 最近では、ハイブランドが蜘蛛をモチーフにした高級ピアスやら、リングやら作っておりますが、いっさい買いたいと思いません。むしろ、見るのも嫌です。

 

 でも小さい頃、最初はそこまで苦手ではありませんでした。小さい蜘蛛なら触れたし、いまほどの恐怖心もなかったんです。

 

 なぜここまでになったかというと・・・それは、中学2年のときです。部活から帰って、夜にお風呂に入りました。湯船に浸かって、頭を洗おうと思ったんです。

 

 そしたら、なにかが動いた気がしました。ん? と思いましたが、シャンプーまみれで目を開けられません。嫌な予感がしたので怖くて見ようとしませんでしたが、、、次の瞬間、こちらに進んできたように思いました。

 

 なので、急いで流して、タオルで頭をまとめて、顔を上げた瞬間、、、、、目の前に、

 

 足の長さは、両足それぞれ10センチ以上。胴体入れたら30センチくらいあるのではないかと思うめちゃくちゃデカい蜘蛛が!!!!!

 

 ぎゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 裸で風呂場から出て、「お父さん、助けてーーーーー!!!」と叫びました。急いで飛び降りてきた父は、ほうきで格闘し、チリトリですくって見せてくれました。

 

 デ、デカイ・・・。顔がすべて覆われるほどの蜘蛛でした。宮崎県の虫は少しサイズが大きいなとは思っていました。蟻だって1cm以上あるし、2cm近いのを見たこともあります。

 

 カブトムシも、クワガタも、わざわざ祭りで買わなくても、そこらじゅうにビッグサイズがいました。それにしても、このサイズは熱帯雨林にいそうな・・・もはや、ホラーでした。

 

 その日の夜も、蜘蛛に襲われる夢を見たし、カバンのなかに蜘蛛がいたらどうしようとか、お風呂入るときに窓が開いてないかチェックしたり、、、その日から蜘蛛恐怖症が始まりました。

 

 虫、全般苦手ですが、蜘蛛はダントツです。ゴキブリでもあのサイズはいないと思うので・・・だから、どんなにかわいい蜘蛛のぬいぐるみも、どんなにハイジュエリーなものでも絶対選ばないし、なんなら『スパイダーマン』見るのも嫌だったし、実際、勇気出して見ても克服できませんでした。

 

 なので、質問者さんが犬を苦手になった理由を探してみてください。なにかあるはずです。私みたいに克服が無理! だったら、1人の部屋を確保するしかないかもしれませんが、犬だったら克服したいものです。

 

 だって、本来はかわいい愛玩犬と言われる存在ですから。犬も、相手に嫌われていると思うと、警戒します。それは、人間と同じですよね?

 

 昔、こんなときに吠えられて怖かったから苦手になったんだ・・・とわかった後で、でも、いまはもう大人だし、、、弱いものを慈しむように・・・子供のときは大きくて怖いと思った犬でも、ペロッと舐められたり、すり寄ってきたら、何かが変わるかもしれません。

 

 そして、犬も性格があります。

 

 実家にいる15歳になるリンちゃんは、父親が近づくだけで「うーっ」と、唸り出します(笑)。ですが、私と同居してる9歳になるアロハは、父のそばでベッタリ寝ます。父は同じように扱っているのに、ここまで違います。なので、犬全般苦手! という思い込みもあるかもしれませんよ?

 

 犬って、なんと言っていいかわからない無償の愛があります。私が、体調が悪かったり、悲しくて泣いていると、いつもなら散歩に行きたくて催促してくるのに、そっと体をつけたり、そばで静かに寝ていたり、涙を舐めてくれたりします。

 

 あ~わかるんだなって思うんですよ。言葉で話せないからこその愛おしさもあります。

 

 ある男性が言っていました。

 

「60歳になって、自分の父親が亡くなったときでも涙が出なかったのに、犬が死んだときは、こんなに泣くとは思ってなかったよ。1週間、毎日泣きっぱなしで、1カ月は食事も喉が通らず痩せた」

 

 それくらい犬のことが好きになると、深い愛情をもらえるんです。確かに、私も犬がいなくなったら生きていけないかも。

 

 ほかの男性も言ってましたよ。

 

「ただいまーって帰って、喜んで迎えに来てくれるのはこいつ(愛犬)だけだよ。他は、リビングのソファーから気の抜けたおかえりーしか聞こえない」

 

 一人暮らしの私なんて、そもそもアロハしか迎えに来てくれない。このシッポをフリフリして、全力で歓迎してくれるのがたまらなく嬉しいですね。

 

 親友も言ってました。

 

「男は裏切るけど、仕事は裏切らない。男は裏切るけど、犬は裏切らない」

 

 ・・・同感です(笑)。

 

宮崎宣子(みやざきのぶこ)
 宮崎県宮崎市出身。早稲田大学卒業後、日本テレビアナウンサー。現在はフリーアナとして活動しつつ、実業家としてオーガニックハーブ販売中

 

※宮崎アナへの人生相談はインスタグラム@miyazaki_nobukoまたはinfo@smart-flash.jpで募集しています

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