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女子アナ日下千帆の「美女は友達」カカオ豆からチョコを作る魅力とは

芸能・女子アナ 投稿日:2021.07.29 16:00FLASH編集部

女子アナ日下千帆の「美女は友達」カカオ豆からチョコを作る魅力とは

得居さん(左)と日下アナ

 

 女性のキャリアは多種多様。「美女は友達」は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。

 

 

 みなさん、チョコレートはお好きですか? 日本のチョコの国内消費は、年に27万6589トン(2018年)、国民1人あたり2Kgほどだそうです。女子のほとんどはチョコ好きというイメージがありますが、実は老若男女問わず、一番人気のスイーツです。

 

 

 最近はチョコレート専門店も増え、世界のチョコレートの食べ比べや、カカオの産地を当てる “利きチョコ” など、楽しみ方の幅が広がっています。

 

 今回ご紹介する美女・得居裕江さんは、カカオ豆に惚れ込み、独自にカカオからチョコレートを作りはじめました。2020年に開店したお店「チョコロンブス」(北九州市若松区)では、カカオ豆からチョコレートをつくる本格チョコ作りも体験できます。

 

 風の匂いで四季を感じる、緑豊かな島根県で高校時代までを過ごした得居さんは、子供の頃からピアノ演奏や絵を描くことが好きでした。北九州短期大学初等教育学科に入学し、学生時代はバンド活動やポスター制作のバイトで楽しく過ごしました。

 

 そのまま教職に就くと思っていたのですが、教育実習で「先生」と呼ばれることに違和感を覚え、結局、別の大学の教務課に就職。アーティスティックな感性を活かし、学内の掲示物などを作成していました。

 

 1991年、結婚を機に退職し、デザインを基礎から学び始めます。その後、フリーの広告クリエイターとして、広告企画制作を請け負い、カルチャーセンターや専門学校で講師としても活躍しました。

 

「グラフィックデザインやPOP広告を作成する講座を担当していました。立体的なPOP広告を用いると、売り上げが伸びることがわかり、もっと他に何かないか考えていたところ、バルーンアートの可能性に気づきました」

 

 2000年、バルーンアートとPOPによる広告事業に参入し、イベントの装飾やバルーンアート教室を始めます。集客はHPのみでしたが、ビジネスは好調でした。

 

バルーンアート教室で

 

 ところが、出張で東京へ向かう際、たまたま機内誌でカカオ豆からチョコレートを作っている女性起業家の記事を目にし、チョコレートの魅力にすっかりはまってしまったそうです。

 

「出張から戻り、自分で豆からチョコを作ってみようと、30万円もする石臼ショコラミルを購入しました。ビーントゥバー(カカオ豆からの一貫製造)の手作りチョコを配ったところ、大好評で調子に乗ってしまいました」

 

 そして「チョコロンブス」をオープンし、1日に30枚しか作れない貴重な手作りチョコレートを販売しています。なかには1枚1500円もするチョコがあるそうです。

 

「高いチョコがそんなに売れるわけないと思っていましたが、マルシェに出すと、毎回完売します。今年2月のバレンタインのため、年末年始も休まず作り続けましたが、やはりすぐに完売してしまいました」

 

 得居さんのチョコレート事業は、カカオ産地の方々の生活の向上にも大きく貢献しています。

 

「メキシコやガーナなどの産地を見学することもあります。私どもの事業により、現地の子供たちが学校に通えるようになったり、新たな雇用が生まれたりしたという話を聞くと、チョコレートを作り続けなきゃという気持ちになります」

 

 美味しくいただいている私たちが幸せなだけでなく、フェアトレードにより、カカオ産地の方々も幸せになれるなんて、嬉しい話ですね。

 

日下千帆(くさかちほ)

 

 1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

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