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大手芸能事務所が期待するヒロド歩美アナと和久田麻由子アナのフリー転身…水トアナは「機を逃した」の声も

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.09.11 06:00 最終更新日:2021.09.11 06:00

大手芸能事務所が期待するヒロド歩美アナと和久田麻由子アナのフリー転身…水トアナは「機を逃した」の声も

地方アナ出身のヒロド歩美アナとNHKで将来を嘱望されているという和久田アナ

 

 田中みな実や鷲見玲奈など、多くのフィールドで活躍するフリーアナたち。今はテレビ局に所属する女子アナにも、先々はフリーで…という野望を持つ者も少なくないだろう。

 

 とはいえ、需要がなければ仕事もないわけで、大手広告代理店が「今、本当にフリー転身が熱望される局アナは誰か?」について、大手芸能プロダクション62社に緊急アンケートをおこなった。

 

 

 1位を獲得したのは、朝日放送のヒロド歩美アナだ。

 

「アンケートでは、各芸能プロにフリー転身を期待する局アナ3人の名前を順位をつけて回答してもらったのですが、ヒロドアナは半数近い芸能プロから名前が挙がりました。

 

 彼女は大阪の朝日放送所属ですが、東京住まいであることも追い風です。在京キー局には見当たらない気さくな性格は万人受けしますし、『熱闘甲子園』の仕事もひと段落。10月に30歳になるタイミングもあり、フリー待望論が一気に高まっています」(広告代理店関係者)

 

 アンケートでも「大物ゲスト相手でも物怖じしない度胸のよさ」「野球に詳しいのでおじさん受けする」「英語がネイティブなのも強味」など、絶賛の声が並んでいる。

 

 2位は、NHKの和久田麻由子アナがランクイン。「五輪中継で、日本のトップアナと再認識した」「帯のニュース番組を担当すれば年収は3億円を超えるはず」など、芸能プロが虎視眈々と狙っている。

 

「彼女はたんなるアナウンサーにとどまらず、一時期の滝川クリステルのようなメッセージ性を持ったキャスターになれる器。企業トップのお偉いさんから『一度はインタビューされたい』という声も多く聞きます。将来は政治家や国際関係の分野での活躍も期待されています」(同前)

 

 3位は、日テレの岩田絵里奈アナだ。「ポスト水卜アナどころか、すでに超えている」「とにかく大物ゲストからかわいがられている」など、若手ではいちばんの注目株。

 

「ここまで芸能プロから期待されているとは驚きです。素顔も偉ぶることなく、共演者からの評判も上々」(同前)

 

 4位には、コロナ禍での宅飲み写真が流出した弘中綾香アナがランクイン。「局アナなので今はキャラは控えめだが、毒舌や炎上キャラで売り出したい」と、意気込む事務所も。

 

「『好きな女子アナ』アンケートでは上位の常連ですが、『少し旬を過ぎた』『こなせる番組が限定される』など否定的な意見もあります。ただ、男性人気はまだまだあると睨んでいる事務所が多いのも事実です」(同前)

 

 5位は、和久田アナのライバル、桑子真帆アナだ。

 

「よくミスをすると指摘されるが、あれが彼女の “ウリ”」と、うっかりぶりが逆に好評。

 

「俳優の小澤征悦との結婚が報じられましたから、その直後のアンケートだったら、よりフリー待望論が高まって結果は変わっていたかも。芸能プロとしては、主婦向けの朝の情報番組なども視野に入れているようです」(同前)

 

 6位はNHHのベテラン、杉浦友紀アナ。

 

「NHKでは第一人者の呼び声高く、機転が利いたアドリブはバラエティでも通用する。しかも、ものすごいグラマー体型。写真集を出したらバカ売れ間違いなし」(同前)

 

 7位も、同局の林田理沙アナが入った。

 

「地味なイメージですが、以前おこなったアンケートでもクライアントからの支持は高かった。前に出すぎない堅実さを求める声もあるということです」(同前)

 

 8位はテレビ東京の大江麻理子、9位にTBSの山本里菜アナ、10位は日本テレビの水卜麻美アナがランクイン。

 

「大江さんは、もう少し上位に入ってもいい存在。以前に比べてフリー転身の待望論は減っていますが、有働由美子の例もあるので、どこも欲しがっている。山本アナは今回、3位票が最多でした。2、3年後が狙い目ということ。

 

 女子アナ界の “大物” である水卜アナの10位どまりは意外に思われますが、今まで何度も待望論が出ていたなかで『すでに機を逃した』という評価かと。

 

 今のご時世『大物アナは面倒くさい』と、芸能プロが敬遠する傾向があるのも確かです。コロナ禍で水卜アナにやらせたい番組があっても、大物だけにねじ込むのも難しい。フリーになれば高額といわれるギャラに見合う仕事が、どれだけあるかも疑問符がつきますね」(同前)

 

 11位以下で注目したいのは、12位に入った田村憲久厚生労働大臣の娘であるTBSの田村真子アナだ。

 

「ある意味で注目株です。将来、父親の後継者として政治家に、なんてことも考えられるので、欲しがる事務所は多いのでしょう」(同前)

 

 地方アナでは、中京テレビの平山雅アナが17位に入った。

 

「東海エリアでは絶大な人気を誇っています。芸能プロが目をつけているのは、その美貌やアナウンサーとしての資質だけでなく『千葉市出身で地元に帰りたがっている』という情報が駆けめぐっているからだそうです」(同前)

 

 多くの局アナがフリーに転身するなか、芸能プロはいったいどのような人材を求めているのか?

 

「やはり局アナ時代の知名度は重要で、フリー転身後すぐにレギュラー番組を取れる逸材が欲しいですね。

 

 フリーに向いている人の資質としては、『やりたくない仕事、向いていない仕事をやらされている』『もともとタレントなどをやっていて、自分が目立つことが好き』などの点が重視されますね。

 

 13位に入っているフジの三田友梨佳アナも、フジにいづらくなっているのではないか、14位の久慈暁子アナは元モデルでルックスも図抜けているのに、アナウンサーとしてあまり日の目を見ておらず、不満を抱えているのではないか――。芸能プロ側にそう見られているために名前が挙がったのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 

 一方で、上位にNHKの局アナが多くランクインしているが、同局が強い理由は?

 

「よく教育されているので即戦力ですし、民放アナウンサーにない品格や行儀のよさも魅力です。また、芸能プロにしてみれば『NHK出身のアナウンサーがいる』というのは、この業界ではステータスなんです(笑)。

 

 逆に地方局の女子アナは“金の卵”的存在です。本当は在京キー局に入社したかったコばかりなので上昇志向が強い。顔が売れていないぶん、安価で契約できますし、色がついていないので売り出しやすい」(同前)

 

 田中みな実、鷲見玲奈に続くフリーアナの未来像をどう見ているのだろうか。

 

「田中も鷲見も、いわゆる “アナウンサーとしての仕事” はしていません。川田裕美も今やタレント、神田愛花も同様です。

 

 本来的な意味のアナウンサーとしては、有働由美子や小川彩佳が目立っているだけで、ほかのフリー組はタレントとしての仕事が中心です。報道番組に単発で出るだけだったり、BSで地味に仕事を続けているだけの人も多い。

 

 勝ち組になるには『個性=タレント』で勝負することが大事なんですね。フリーアナの “出演枠” は限られてますし、今後もさらに二極化が進むでしょうね」(同前)

 

 フリーアナ界の “次の女王” 獲得に、芸能プロは躍起になっている。

 

(週刊FLASH 2021年9月21日号)

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