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すごいぞワークマン!防風、防寒、防水、防炎でアウトドアも万全/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2021.10.08 16:30 最終更新日:2021.10.08 16:31
ワークマンが元気です。作業服・関連用品専門チェーンとして圧倒的なシェアを誇る同社について、ゼネコンに勤務する女子が語るには、いわゆる作業服とは違い、ふだんも着たくなるセンスのよさで、昔から評判だったそうです。
9月30日、都内のホテルで「ワークマン2021年秋冬新製品発表会」が開催され、防風、防寒、防水、防炎機能のついたアイテムやシューズがズラリと揃いました。
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評判のよかった製品を柄や色を変えて出す新作を継続製品というそうですが、欲しかったのに昨シーズンは手に入らなかった人はもちろん、2着めが欲しいというリピーターがとても多いそうです。
発表会では、キャンプ関連商品が目を引きました。私は地方の友人宅に遊びに行くたび、囲炉裏と五右衛門風呂の火おこし係に任命されるのですが、火の粉が飛んでも安心というウェアやシューズを見つけて、「これぞ、ワークマン!」と感激。防融加工されたダウンは、バーベキューの後につく独特のにおいも洗い落とせるそうです。
また、女性の冷え性に効果のありそうな電熱ヒーターつきで、ハーフパンツにもポンチョにもベストにもマフラーにもなるヒーターマルチブランケットという商品もあり、そのアイデアに感心しきりです。
ホテルの屋外プールでは、これらの秋冬コレクションを「水&火」をテーマにした「過酷ファッションショー」が開催されました。
水と火に強い機能性を証明するべく、水上に作ったランウェイに、火柱のような炎が上がったり、暴風、豪雨、吹雪などを放水や大型扇風機で再現したり、まさに「過酷」な環境です。
でも、こんなときもワークマンにおまかせ! とばかり、鍛え抜かれたモデルさんたちが笑顔でランウェイを闊歩。モデルの1人として登場した土屋アンナさんが身にまとったワークマンもスタイリッシュでした。
ところで、秋冬はオシャレしたくなる季節。毎日、町で着る服も気になります。#ワークマン女子には価格1900円の撥水スカートに代表されるような、外出でちょっと汚れても気にならない、うれしい価格の商品がいろいろありました。
#ワークマン女子に行くと、女性に加えて、男性、親子連れ、カップルでにぎわっているのに気づきますが、実はワークマンはユニセックスのものが多いのですね。
秋口にサッと羽織れる薄手のコートが2500円。テフロン撥水機能がついていて、左胸の大きなシークレットポケットが機能的。サイズはMから3L。
これは即買いと思い、オンラインショッピングにアクセスしたのですが、限定生産だからか店舗でしか買えないと判明。
そこで、#ワークマン女子 東京ソラマチ店に電話しました。すると、「あのコートですね。サイズによりかなり少なくなっていると思いますが、調べます。あ、申し訳ありませんが完売しました」というショックな回答。
追加生産するかどうかは店ではわからないので、状況をインスタグラムや電話で随時確認してほしいという話でした。
ワークマンは商品の回転が速く、数日前にはあったのに次回行ったらもう売り切れ。そんな経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ワークマン専務取締役の土屋哲雄氏にお話を伺いました。
「高機能製品を圧倒的な低価格で提供する。価格を維持するためには商品をあまらせないことも大切で、売り切れ御免とさせていただいています。
お客様は、たとえばノースフェイスは無難な黒色を買うけれど、ワークマンなら安いぶん、好きな色を選んで遊んでいただいているのではないでしょうか。
『もっと安くできないのか』と、社員にはよく言っています。素材メーカーとの共同開発で新製品の開発もパワーアップしています。
作業服で40年間競争優位に立ってきましたが、100年の競争優位を目指しています。儲けのないところに競争は起きないのですが(笑)」
同社の勢いは止まらず、全国で店舗が増えています。9月30日現在、男性に人気の、機能的でありながら低価格で日常にも使える「ワークマンプラス」が321店、女性目線の新業態「#ワークマン女子」が6店、ワークマン既存店591店の計918店。10月7日には924店になっていました。
特に、#ワークマン女子は10年間で路面店400店の出店を計画しています。東京には10月15日に「アルカキット錦糸町店」がオープン予定。GU(ジーユー)と同じビルですが、ワークマンとGUはターゲットがぶつからず、お互いに売り上げを伸ばせる関係にあるそう。
前述した、私の探し求めたコートが、オープンに合わせて店頭に出るかもしれないという未確認情報を聞きました。これは初日に行かないと!
横井弘海(よこいひろみ)
東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)