安住アナ「ちゃんと調べて！」『THE TIME,』浮上のため現場スタッフ相手に “魁！安住塾” 開講

 

　安住紳一郎アナが司会を務める朝の情報番組『THE TIME,』（TBS系）が苦戦している。10月1日の初回放送は関東地区で6.5％の世帯視聴率と好発進だったが、その後は4～5％のあいだを推移。

 

　同時間帯を『めざましテレビ』（フジテレビ系）や、『ZIP!』（日本テレビ系）、『グッド!モーニング』（テレビ朝日）が7～8％の視聴率で競い合うなか、水をあけられた状態が続いている。

 

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　11月1日からはコーナー開始の時間を変更するなど “プチリニューアル” をおこなったが、大きな効果が出ているわけではない。

 

「この番組はスタート前からTBSの力の入れようがすごかったんです。局内のエレベーターには番組宣伝用の大きなシールを張り付け、スタッフ全員のジャンパーも制作。

 

　番組オリジナルの付箋やシールまで作るなど、とにかくお金をかけています。それだけに、安住アナが背負う期待も大きく、苦しい日々を送っていると思います」（番組関係者）

 

　番組を盛り返すため、安住アナから現場スタッフへ直々に “喝” を入れることもあるという。

 

「仕事に対して非常にまじめな人なので、打ち合わせで安住さんからの質問に答えられないと『ちゃんと調べて』と強い口調で言われることがあります。

 

　さらに、フロアー担当には『このコーナーにたったこれだけの尺では厳しいよ』など、指示を出しています。局員とはいえ、アナウンサーでここまで細かく番組作りに携わる方は珍しい。特に本番前は現場全体がピリピリしています。

 

　とはいえ、安住さんが視聴者目線で番組を盛り上げようとしているのはわかっているので、みんな素直に従っています。厳しい現場ですが、若手にとっては勉強になることばかりです」（同前）

 

　いわば現場で “魁！安住塾” が開講されているのだ。同番組は今後ニュースを重視する予定だという。

 

「視聴者からニュースが少ないという声があったので、リニューアルでも増やしましたが、今後もニュースには力を入れていく予定です。

 

　さらに、CBCテレビの若狭敬一アナが池に落ちたり、中国放送の田村友里アナの豪快すぎる食レポなど、ハプニングの多い地方からの中継コーナーも賛否が分かれていますが、これも続けていきます。地方局から番組オリジナルのスターを誕生させるんです」（別の番組関係者）

 

　この現場の熱量があれば、視聴率2ケタ獲得の日も近いか。

 

( SmartFLASH )