11位にはTBSのお嬢様アナ、田村真子アナが入った。
「彼女の番組に出たゲストが、彼女の礼儀正しい人柄を絶賛していた」と、さすが政治家の娘だけのことはある?
12位に入ったTBSの日比麻音子アナは、江藤アナの後継者になれる逸材との声が。
「飛び抜けて美形ではないが性格が抜群にいいらしい」「じつはすごいお嬢様らしい」など、他局のPも興味津々。
同じように関心が高かったのが、16位に入ったテレビ朝日の三谷紬アナだ。
「『テレ朝では冷や飯を食わされている』と、他局のPは見ている。その魅力は、バストだけではないはずだが……」(同前)
18位はフジテレビの中堅・永島優美アナが入った。しかし、結婚して落ち着いたせいか、他局のPの反応はやや静か。
「3年前にフリーになっていたら天下を取っていたと思う」と、ポテンシャルを評価されているが、ここから一念発起のフリー転身はあるのか。
また、21位はTBSの野村彩也子アナ。“野村萬斎の娘” というサラブレッドぶりを期待されているが、アナウンス力の評価の低さが目立つ。
「一生懸命さは伝わるが、あまりに噛む頻度が多く、見ていて痛々しい」「父親も役者だし、ルックスはピカイチなのだから女優のほうが向いていたかも」など、他局のPからの女子アナとしての評価は低空飛行。
今回のアンケート結果を、大手広告代理店のテレビ局担当者が部門別に分析する。
「アナウンス力部門のベスト20を見てみるとNHKが7名、次いでTBSが5名ランクインしています。NHKは『しゃべりのプロ』として徹底して基礎を叩き込んだ賜物でしょう。TBSは『民放のNHK』を自負するところもあり、民放キー局では唯一のラジオ・テレビ兼営局なのが大きいと思われます。
ルックス部門ではベスト20にフジから5人が入りました。もともと女子アナブームを牽引してきた局だけに、ルックス重視の文化が色濃く残っているのでしょう。仕切り能力部門では、ベスト20にNHKから7名も入っています。コロナの影響で、派手な演出よりも堅実さを求められている表われかもしれません。
一方、エンタテインメント性部門でも、ベスト20にNHKアナが7名もランクインしているのには驚きです。民放のPはNHKの女子アナに、エンタメ性も感じているんですね。
総合的に見ると、和久田アナの一人勝ちぶりは突出していますね。さらにここ最近、岩田アナの人気が急上昇していることも特筆です。大物芸能人から気に入られているため、必然的に人気番組を担当することが多くなっていることも追い風になっています。また、田村アナ、日比アナ、山本里菜アナなど、TBSの20代に勢いが感じられますね。
一方で、以前は『女子アナ=フジテレビ』とまでいわれていた同局が評価を落としているのは興味深いですね。女子アナたちの “ステマ疑惑” の影響もあると思われますが、番組作りでの迷走も冷ややかに見られている表われではないでしょうか」
凋落のフジと躍進のTBS、そして横綱相撲のNHK。彼女たちも “人気商売”。他局からほしがられてこそ、真の人気女子アナということか――。