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元ミス日本、手相研究家になって3万人診断/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

芸能・女子アナ 投稿日:2021.12.09 11:00FLASH編集部

元ミス日本、手相研究家になって3万人診断/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

日下アナ(左)と小菅さん

 

 今回ご紹介する美女は、デイビット・ロックフェラーJr.など、15年間で世界3万人以上の手相を見てきた手相研究家の小菅昭子さんです。小菅さんは、1991年度ミス日本でもいらっしゃいます。

 

 小菅さんと最初に出会ったのは、バブル期まっただなかの晴海の国際展示場でした。20才の小菅さんは、いつも健康的な小麦色の肌にポニーテールという活発な女性でした。ホスピタリティに抜きん出ていた彼女は、一緒に働くコンパニオンからも好印象を持たれていました。

 

 

 1989年に青山学院英文科を卒業し、不動産会社に入社。総務部に配属され、新人採用業務にあたっていました。しかし、「仕事は自由に楽しくするべきもの」という信念を持つ小菅さんは、会社員は自分のスタイルではないと感じ、2年で退社。1991年、新聞で見つけたミス日本に応募します。

 

「日本一を目指す女性とはどんな人たちなんだろうという好奇心から、応募しました。実際に会場に行ってみると、みなさん勉強熱心で、志の高い立派な方々ばかり。いい経験になりました」

 

 20代から30代はミス日本として、大手企業のCMや舞台、情報番組のリポートなどで活躍しましたが、そのうち、手相に関心を持つようになりました。

 

「インタビューの仕事が多かった30代、経営者やスポーツ選手ら多くの成功者の話を聞いているうちに、なにか共通点があるのを感じました。それを探ってみようと、心理学や成功哲学を勉強したところ、古代の哲学者がみな手相に関心を持っていたことを知ったのです。

 

 手は外に出た脳と言われますが、頭で思ったとおりの自分像が手相に現れるのです。自分でうまくいっていると信じている人はそのような相が現れますし、逆に、大成功している経営者ほど、求めるレベルが高く、発展途上の相をしています。

 

 私は、占いではなく、よりよく生きるための手相学を広めたいと思っています」

 

 2010年7月、『自分を変える手相の本』を出版すると、翌月から2カ月間、東京の主要書店で売り上げ1位を記録。出版記念講演会では立ち見客が出るほどの人気で、その日のうちに店頭の売り上げNo.1になったこともありました。

 

 2019年に発売されたゲーム「ShenmueIII」では、手相の監修を担当。クラウドファンディングのリターンで、世界中の支援者の手相を見ています。

 

「このプロジェクトで、アーティスト、研究者としてエンターテインメント業界にまでキャリアのステップアップができました。一気に世界に羽ばたけた気がします」

 

 次々に新しい分野へ参入していますが、今後はどのような活動をしていく予定ですか?

 

「私たちの生活は先人が築いてきた大きな遺産の上に成り立っています。そこに気づいてもらうために、街歩きツアーを開催していました。

 

 今回、コロナ禍を経験し、上下水道の大切さ、ありがたさが身に染みたので、世界一の日本の水道事業を学ぶツアーを企画していこうと考えています。

 

 私達が、先人の思いのもと、いかに恵まれた環境に生きているのかを感じ取ることができたら、不安は安心に変わっていくと思います。それがよりよい手相、すなわち、よりよい人生をつくるきっかけになると思っています」

 

 興味の範囲が広く、思い立ったら自由に行動できるところが、小菅さんの強みです。日本の治水に興味を持たれ、また異なる新分野で活躍されそうですね。

 

■人生を幸せに導く3カ条
(1)先人が築いてくれた莫大な遺産のもとに私達は暮らしていることを意識する
(2)1つのチャンスの先には無数のチャンスが待っていると意識する
(3)ポジティブな自分とネガティブな自分の両方を大切にする

 

日下千帆(くさかちほ)

 

1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

 

( SmartFLASH )

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