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超プラス思考で「サックス」ファンを広げたい/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.02.10 16:00 最終更新日:2022.02.10 16:00

超プラス思考で「サックス」ファンを広げたい/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

 

 女性のキャリアは多種多様。「美女は友達」は、人生を謳歌する女性たちのキャリアインタビューです。

 

 

「私、落ち込むことがない性格なんですよ。超プラス思考で悩まない。落ち込むなんて時間のムダ。どうすればいいか、解決法を考えるべきですよ」と明るく話す美女は、サックス奏者の中村有里さん。

 

 

 東京生まれの東京育ち。家から近いという理由で、国立音楽大学付属幼稚園に入園し、3才からピアノを習い始めました。それ以来、現在までずっと音楽一筋の人生を歩んできました。

 

 中学1年生のときに吹奏楽部に入部。演奏する女子が少なく、格好いいからという理由で選んだサックスにハマります。エスカレーター式に入学した国立音楽大学でもサックスを学び、首席で卒業しました。

 

 在学時から、ミニコンサートなどの出演依頼が多く、卒業後もそのままプロのサックス奏者として活動を続けています。テレビでも引っ張りだこで、『キラキラ☆プリキュアアラモード』『シャーマンキング』などの演奏に参加しています。

 

 2015年、3人でインストゥルメンタルバンド「Fabrhyme」を結成、2018年にはクラウドファンディングで資金を集めて初アルバムを発表しました。そして、2020年、アルバム『Showing!!』でメジャーデビュー。

 

「私たちは、ジャズでもクラシックでもないメロディーを奏でます。歌はないですが、誰もが口ずさめるような曲を目指しています。昨年はソロアルバムをリリースして、ライブも開催。大きなステージからの景色には感動しましたね」

 

 サックスというとジャズのイメージがありますが、海外留学に行かれた経験は?

 

「日本でやりたいことがあったので、留学は考えたことがありません。海外に行く必要がなかったというか。ずっと音楽だけをやってきたので、他の職業を考えたこともありません」とニッコリ笑います。

 

 そんな中村さんが目指しているのは、多くの人にサックスを身近に感じてもらうことだそうです。

 

「サックスのソロは敷居が高いと思われているので、そこを変えていきたいです。ジャズに興味がない人にも楽しんでもらえるように、今後はロックのアルバムも作っていきます」

 

 2月13日には中目黒で「Fabrhyme」の定期ライブが開催されますが、実はコロナ禍で、無観客ライブの動画を配信したこともあるそうです。

 

「動画配信なんてやったことなかったですからね。そのときは、勉強することが多くて、ふだんより睡眠時間が短いくらいでした。なにかトラブルがあっても、部屋のなかで暗く座っているみたいな感じはないです」と元気に笑います。

 

 動画配信を学んだ中村さんは、いまではYouTubeチャンネルで、YOASOBI の『夜を駆ける』や『竈門炭治郎のうた』など、おなじみの曲のサックスソロ演奏を流しています。こうした活動で、若いサックス女子が増えるかもしれませんね。

 

■夢を実現するための3カ条

(1)失敗しても落ち込まない
(2)勇気を出して、少しレベルの高いところに積極的にチャレンジ
(3)自分を信じる、自分を好きになる

 

日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

 

( SmartFLASH )

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