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スタートアップ応援スナックで日本経済の活性化を目指す/女子アナ日下千帆の「美女は友達」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.03.10 16:00 最終更新日:2022.03.10 19:10
長引く自粛で業績回復の見通しが立たない方や、雇用の継続に不安を感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか? じっと待っているだけでは未来は開けません。今こそ、新たなビジネスを立ち上げるチャンスかも――。
まもなく経団連から公表される「スタートアップ振興に関する提言」では、スタートアップ庁の創設やスタートアップへの投資促進が盛り込まれます。2027年までに、起業数を現状の10倍、約10万社とする目標を掲げています。
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今回ご紹介する美女は、スタートアップ応援コミュニティスナック「Snack」のオーナー、藤村彩乃さんです。
「投資、起業、採用、事業提携などの出会いの場を提供し、スタートアップを活性化させることで、日本を明るくしたいのです」と力強く語ります。
大阪出身の藤村さんは、同志社大学商学部卒業後、大手人材会社に入社。営業職に就いたのですが、同じことの繰り返しで成長できないとの理由から、1年で退社。そして、人材と資金の支援を軸とした「for Startups」に転職します。
「メルカリやスマートニュースを育てた会社です。『世界で活躍できる企業、サービス、人を創出し、日本の成長を支えていく』と熱く語る社長やメンバーに惹かれ、転職しました。
会社として初めての若手中途採用で、年齢もキャリアも上の方々と同じ土俵で競い合い、なかなか結果が出せず苦しい経験をしました。
私の採用が成功だったら、若手の採用を続ける予定だったそうですが、営業の数字がしばらく最下位だっため、『ほら、若手いらんやん』という空気になっていました」
しかし、藤村さんはそんな逆境を2年かけて跳ね返し、売り上げの数字を上げて、最年少シニアにランクアップ。広報の仕事にも志願し、日経新聞で社長インタビューを取りつけるなど、実力を発揮していきました。
また、ときには知り合いのお店を借りて「スナック彩乃」というイベントを開き、お酒を飲みながら本音が話せるコミュニケーションの場を提供することもあったそうです。
「お酒が好きで、社会勉強にもなると思ったので、学生時代にもスナックでバイトしていました。社会人になり、会食の席に参加する機会も増え、会議室ではなく、本音の出るお酒の席で何かが生まれることが多いと学びました。
そこで、会社にもスタートアップコミュニティとして、スナックをやりたいと希望を出してみました。しかし、実現に時間がかかりそうだったので、27才のときに退社し、店舗運営を学ぶため都内のスナックでチーママとして修行を始めました」
2019年の秋から働き始めたこのお店では、数字の管理まですべて任されましたが、半年後の2020年春からコロナが流行し、最悪の経営状態を経験することになります。
「売り上げがよくないなかでも、常連さんや同業者で助け合い、なんとか持ちこたえました」
再び逆境を乗り越えた藤村さんは、ここでさらなるチャレンジに挑みます。少し世の中が落ち着きだした2021年の夏頃から準備を始め、11月に念願のお店をオープンさせたのです。もちろん、目的はスタートアップの応援です。
「平日は通常営業ですが、週末や祝日は、ご自身でコミュニティをお持ちの方と、1日ママや1日店長としてご一緒させていただくイベントを企画しています。完全会員制なので、ご興味のある方はビジネスSNS『Wantedly』を通じてご連絡ください。
将来的には、お店の収益からスタートアップへ投資できるといいなと思っております。お店としても、個人としても貢献し続けたいです」
日本の未来を再び輝かせるために、みなさんのアイデアが求められています。「Snack」の門を叩いて、一旗揚げてみませんか?
■仕事に取り組み、結果を出すための3カ条
(1)物怖じせずに何にでも食らいつき、根気よく行動し続ける
(2)何事においても常に、想像力、危機管理能力を働かせる
(3)物事の背景には何かしら理由があるので、どのような事象も疑う。疑問に思ったら、納得して動けるようになるまで議論する
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も
( SmartFLASH )