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パーソナルスタイリスト、「あなただけの魅せ方」教えます/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.03.24 16:00 最終更新日:2022.03.26 12:55

パーソナルスタイリスト、「あなただけの魅せ方」教えます/女子アナ日下千帆の「美女は友達」

日下アナ(左)と霜鳥さん

 

 各地で桜の開花宣言がニュースとなり、外出する機会が増えてきました。洋服はたくさん持っているのに、お出かけ前になると着るものがない、なんて慌てることはありませんか? コーディネートに悩んでいる方は、パーソナルスタイリストにお願いしてはいかがでしょう。

 

 今回ご紹介する美女は、一人一人に合ったファッションを提案する、パーソナルスタイリストの霜鳥まき子さんです。

 

 

「婚活やデートはもちろん、お子様から選挙のスタイリングまで、この15年間で約2万人のスタイリングをさせていただきました。なんでも都会的に洗練されたものにすればいいわけではないのですよ。たとえば、地方議員の方でしたら、地元に合わせた少し素朴なファッションの方が好感を持たれることもあります」

 

 細かくTPOを分析し、その場に最もふさわしいものをコーディネートしてくれるのですね。この日の霜鳥さんは、撮影に合わせて華やかな花柄をお召しになっていました。おかげで写真が明るくなって助かりました。

 

 長崎出身。1992年に上京し、青山学院大学の文学部英米文学科に入学。就活では、当初、ファッション誌の編集者を目指して出版社を受けていましたが、同級生にCA志望者が多く、日本航空も受験。1万人近い応募者から400人しか採用されない狭き門を突破し、見事、内定を勝ち取ります。

 

「子供の頃から東京や海外に行きたい気持ちが強く、CAの仕事でそれが実現できました。またチームワークを必要とする仕事が好きなので、才能ある方々と一緒に楽しく働けました」

 

JAL時代

 

 しかし、10年働いて30代を迎えると、徐々に変化が訪れ、まもなくセカンドキャリアのきっかけとなる転機が訪れます。

 

「中間管理職となり、後輩を指導する場面が増えましたが、それよりもフライトをしていたかった。また、9.11テロの後、世の中の自粛モードが強くなり、今までのように楽しんでばかりでいいのかとも感じていました。

 

 個人的には、いったん国際線に乗ると、ときには15日間も海外に滞在するような勤務形態は、結婚や出産を考えると難しいのではないかと考えるようになりました」

 

 そんなときにニューヨークで耳にしたのが、パーソナルショッパーという仕事でした。お金を預けて買い物をお願いする “信頼感” はどこから来るのだろうと不思議に思いましたが、服が好きで人と密に仕事をしたい霜鳥さんにとって、理想的な仕事に見えたそうです。

 

 2006年に日本航空を退社。パーソナルスタイリストのもとで学びながら働き、7年の下積み後、2013年に独立されました。

 

「独立当初は、1時間2万円のパーソナルスタイリストに依頼する慣習が世の中になかったので、『家族には内緒です』なんて言うお客様もいらっしゃいました。
 

 集客のため交流会などに参加し、出会う人みんなに声をかけていくうちに口コミで広がり、応援してくれる人も増えていきました」

 

仕事場で

 

 スタイリングだけでなく、必要であれば雑用までも引き受けてしまう霜鳥さんは、お客様と “密” な人顔関係を築けています。

 

「議員をされているお客様のスタイリングで、選挙戦に密着したことがありました。ある日、ウグイス嬢が足りなくなり、ピンチヒッターを務めたのですが、マイクを握って『清き1票をお願い致します』と言ったら、『古い』と笑われました」

 

 霜鳥さんのホスピタリティの高さは、CA時代に培われたのでしょう。今後はこの強みを活かし、幅広く衣食住に関わる提案をしていかれるそうです。

 

「これまで豊かに暮らしてきたのに、身近に助けてくれる人がいない一人暮らしの年配の方をたくさん見てきました。最後までいい人生を送っていただけるよう、終活のお手伝いもさせていただきたいと考えています。服の片づけなど、少しでも服に関わることでしたら、ご相談ください」

 

 霜鳥さんにプロデュースされてみたいという方は、まずは著書を読んでみてはいかがでしょう。自身のおすすめは、『世直しスタイリスト・霜鳥まき子の得する黒 損する黒』だそうです。

 

「無難に黒い服ばかり選びがちな日本女性ですが、黒はハイレベルなカラーです。正しい使い方ができる人は意外と少ないのですよ」

 

 男性でしたら、3月23日から阪急メンズ東京で始まったコンサルティングサービスで素敵にプロデュースしてもらえます。「まん防」も明けました。この2年、ファッションにお金をかけてこなかった方は、思いっきりおしゃれしてみませんか?

 

■幸せに自分らしい人生を送るための3カ条

(1)自分を一番表現できる「名刺服」でチャンスを掴みにいく
(2)その名刺服と笑顔で1人でも多くの味方を作り、そのご縁に感謝し、自分ができることを精一杯やる
(3)いつでも有言実行できるよう心身ともに健康でいる

 

日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も

 

( SmartFLASH )

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