芸能・女子アナ
川島なお美 映画差し止め訴訟で“濃密濡れ場”がお蔵入り?
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2014.02.24 07:00 最終更新日:2016.02.29 22:51
「あそこまで官能的な世界を表現できるのか、自分自身に問いました」
主演映画のインタビュー取材でそう心境を吐露した、女優の川島なお美(53)。現在公開中の映画『チャイ・コイ』は、作家・岩井志麻子氏の小説を映画化した作品で、孤独を抱えた小説家役の川島がひとり訪れたバンコクで韓国人ムエタイボクサーと出会い、激しく愛し合うストーリー。劇中では、川島が50代とは思えない艶かしい肢体を披露している。
だがその裏で、出資会社が制作会社に対し、「映画の上映禁止の仮処分」を求める訴訟が起きていたのだ。本誌が入手した裁判資料によると、出資会社Aが当初、『チャイ・コイ』の制作費として5250万円の出資契約を制作会社Eと締結したものの、A社の出資は1500万円でストップ。
出資をストップした理由として「メイキングDVDに使用するための映像素材を、約束どおり渡さないから」と原告のA社が主張。
一方、被告のE社は、「出資を途中でストップした以上、契約そのものが無効である」と反論している。何が問題なのか、両社に話を聞いた。
まずはE社の代表で、『チャイ・コイ』の監督を務めた伊藤秀裕氏。
「A社は編集前の濡れ場シーンの映像素材を渡すように要求してきたが、そんな危険なことできるわけないでしょう。試写室でヌード部分の映像は見せましたし、出資が完了すれば編集後の映像は渡すと伝えたのに、一方的に出資を止めたのです」
これに対し、出資したA社は次のように反論する。
「今回の映画の前に、うちは一度E社に裏切られています。伊藤監督を信じてある映画に6000万円を出資しているのですが、約束していたヌードの素材を出せなかった。だから『チャイ・コイ』では、出資前に濡れ場シーンの素材をいただきたいと主張したわけです」
A社が「裏切られた」と話す映画は、昨年4月に高岡早紀(41)が主演した百田尚樹原作の『モンスター』のこと。完成した映画には、出資契約の際に両社で約束していたヌードシーンがなかったという。
「前作と合わせて計7500万円を出資しているんです。(川島の)ヌード部分の映像は確かに見せられていますが、『モンスター』でああいった行き違いがあった以上、『チャイ・コイ』の素材データを渡してもらえなければ信用できない。残りの出資金はいつでも支払う用意をしています」(A社)
そんななか、本誌は裁判書類の中に興味深い一文を見つけた。A社の主張にも出てきたが、この映画の本編の裏で、同時に『メイキングDVD』を制作する契約が含まれていたのだ。
「このメイキングDVDとは、本編で使用しなかった濡れ場シーンを拡大した作品です。絡みからヌードまで、30分以上に及ぶ濃密な映像を想定していたそうです」(映画関係者)
その、「ものすごい」という中身を、本誌は川島の撮影現場にいた関係者から聞くことができた。
「相手役の若手俳優は、川島が『カレなら絡んでもいいわ』と見こんだ役者だったんです。ホテルでのベッドで絡むシーンでは、舌で乳首を念入りに攻められると、大きな喘ぎ声を発しながら全身がヒクヒクと痙攣。
場面は変わり、川島がタオルで目隠しされ、手首も縛られながら相手に噛みついたりとソフトSMっぽいプレイもあり、フィニッシュは髪を振り乱しながらの騎上位でした」(前出関係者)
思わぬ訴訟騒動でお蔵入りになりそうな状況だが、「今後うまく解決すれば、企画が再開する可能性は十分ある」(関係者)とのこと。ファンとしてはぜひ“女優の本気”を拝みたい。
(週刊FLASH 2014年3月4日号)