ゴールデンウイークの夕暮れ。寄り添う2人の影は、マンションの中へ消えた。TBSの宇垣美里アナ(23)と、テレビ朝日の草薙和輝アナ(22)だ。聞き慣れない名前だが、それもそのはず。2人はこの4月に入社したばかりの、ピカピカの新人アナウンサーなのだ。
だが、宇垣アナは並みの新人アナではない。大学2年のときに「ミスキャンパス同志社2011」でグランプリを獲得。学生時代、地元・関西でCMに出演していた。アイドル顔負けのルックスで、内定段階からインターネット上で人気沸騰。「ポスト田中みな実」との呼び声高い“かわいすぎる新人アナ”なのだ。
草薙アナは東京育ちで、慶應義塾高校から慶應義塾大法学部へと進んだ慶應ボーイ。大学で体育会系ホッケー部の主将。3年のときはU-21ジュニア日本代表にゴールキーパーとして選ばれた本物のスポーツマンだ。 これから毎日視聴率争いをすることになるライバル局の新人アナ同士がGWデート。
場所は代々木公園。学生グループや家族連れ、そしてカップルたちでいっぱいの公園をゆっくり歩く。大きな身振り手振りで楽しそうに会話が進む。 隣の明治神宮にお参りをすませると、ふたたび代々木公園へ。ベンチに腰かけ話し込む2人は、かなりいい雰囲気に……。
公園を後にし、宇垣アナの自宅マンションまで、2キロほどの道のりを歩く2人。 途中、スーパーに立ち寄った2人が手に取ったのは、5キロの米袋。スーパーを出た草薙アナの手には、米袋が重そうに提げられていた。
そして午後6時半、宇垣アナは、ライバル局のイケメンアナウンサーを“お持ち帰り”。2人仲よく、マンションのエントランスに消えていった。宇垣アナが手料理を振る舞ったのか。午後11時半に草薙アナがマンションを後にするまでの5時間、2人っきりの時間を過ごしたのだった。
2人の交際についてそれぞれの局の広報部に問い合わせたが、異口同音に「プライベートなことなので、コメントすることはない」とのこと。
「アナウンサー志望の優秀な学生は、キー局各局のアナウンスセミナーで会うことになる。どこの局でも同じようなメンバーが参加しているので、自然と仲よくなる。また、キー局の内定者が一堂に会する“キー局飲み”を開く学生が毎年いて、新人アナウンサー同士がつき合うケースは結構ある」(キー局関係者)
番組デビューする日が待たれる、期待の新人アナのフレッシュ交際。まだテレビ画面には登場していない2人だが、青空の下のデートはまるでドラマの一場面のように、絵になっていた。
(週刊FLASH 2014年5月27日号)