芸能・女子アナ
昔は生徒会長「アキラ100%」が究極の全裸芸人になるまで
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2017.04.06 17:00 最終更新日:2017.04.06 17:20
「本番前には、いつもヘアを処理しています。電動カミソリの裏のもみあげを剃る部分で、ビーッと。昔、トイレでヘアを剃った直後に、先輩芸人に『髭剃り貸してくれ』と言われたことがあって……。先輩の言うことは絶対なので、そのまま貸しちゃいました(笑)」
「R-1グランプリ2017」で優勝したアキラ100%(42)。世間にパンツ一丁になる芸人は多いが、彼は股間をお盆一枚で隠しただけの、究極の「全裸芸人」だ。今では「服を着ていると違和感がある」と言うアキラ100%だが、子供のころは真面目だった。
「小学校、中学校では学級委員や生徒会長をするような子供でした。よく、ふざけて脱いで女子をからかう男子がいますが、僕はまったくしなかった」
高校で演劇部に入り、芝居の面白さに目覚めて俳優を志した。大学卒業後にオーディションを受けたのが縁で、芸能事務所で働くことになった。俳優の椎名桔平の付き人を務めたが……。
「運転が下手で、いつも急発進、急ブレーキ。椎名さんは後部座席から身を乗り出して『そこ右! ウインカー出して!』と教官のように指示を出してくれました。運転以外でも、椎名さ んに台本を持ってきてと言われて、なぜか靴下を持って行ったり。とても迷惑をかけてしまって……。お会いすることができれば、本当に謝りたいです」
芸人を志したのは30歳のとき。友人とコンビを組んだが鳴かず飛ばずで解散し、ピン芸人に。5年めの2015年、ブレイクのきっかけは『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)のコーナー、芸人が宴会芸を披露する「山-1グランプリ」だった。
「コンビのころから、どうしてもオチが決まらないと、苦しまぎれに脱いでいたんです。『喫茶ナチュラル』に行くと店員が全裸で『お前がナチュラルかい!?』みたいなネタ。当時はまだ、
パンツは穿いていました。
でも『山-1』のオーディションで『宴会芸を見せて』というお題で何も思いつかず……『できません』とは言えないので、必死で考えて、全裸の刑事のコント『丸腰刑事』をやったらウケた。それからは裸です。こんなに脱ぐことになるとは(笑)」
それにしてもハイリスクな芸。
「裸になってすぐのステージで、最後に、お盆を持った手を上げて、深いお辞儀で股間を隠すはずが、ウケたので舞い上がってしまって。軽いお辞儀のまま手を上げてしまい、丸見えだったことがあります……」
最後に聞きたいのは、やっぱりあの質問。アレに自信はありますか?
「お盆の裏側がどうなっているかですか? 夢と希望が詰まってます!」
(週刊FLASH 2017年3月21日号)