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東京スカイツリー「JOJOTREE」で『ジョジョの奇妙な冒険」の世界を堪能/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.05.20 16:00 最終更新日:2022.05.20 16:00

東京スカイツリー「JOJOTREE」で『ジョジョの奇妙な冒険」の世界を堪能/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」

天望回廊のウェルカムエリアは人気の写真スポット©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT © TOKYO-SKYTREE

 

 東京・墨田区の東京スカイツリーで、『JOJOTREE ジョジョの奇妙な冒険 in TOKYO SKYTREE』が開催されています(8月9日まで)。

 

 5月22日に開業10周年を迎える東京スカイツリーと、荒木飛呂彦原作で放送開始10周年のテレビアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のコラボイベント。今、スカイツリーはジョジョ色に染まっています。

 

 驚くことに、最寄り駅の東武スカイツリーライン「とうきょうスカイツリー」駅も、期間限定で「とうきょうジョジョツリー」駅に名称が変更されました。駅名の看板が変わっているので、ファンは必見ですね。

 

 

 アニメに詳しいほうではないのですが、昔々、友人に見せてもらった週刊少年ジャンプの『ジョジョの奇妙な冒険』には強い印象があります。
 

 とにかく絵が独特で緻密。バトルありのストーリーですが、主人公はいつだってポジティブ。舞台が英国だったりエジプトだったり、壮大で素晴らしく斬新な世界で、こんな漫画は他にないなぁと感動しました。それがアニメになったら、素敵なカラーリングで、ますますお洒落になりました。

 

 音楽や映画に精通されていることで有名な原作者の荒木飛呂彦さんは、ルネッサンス美術に影響を受けて、ご自身の絵柄を描くのだと聞きます。アニメの世界でも、そのこだわりは指先や足先まで。独特なポーズをとるキャラクターは、それぞれのオーラを放ち、ファンタジー感があふれています。

 

 イベント会場では、若い人だけでなく、いろいろな年齢層の方々が、あちこちで好みのポーズで決め、写真撮影に夢中。ジョジョには、おもわず自分もその世界に入りこんでしまう不思議な魅力があるのでしょう。

 

 イベント会場の中身を、少しご紹介しましょう。

 

 天望デッキ「フロア350」では、東京スカイツリー公式キャラクターのソラカラちゃんが、「徐倫」をイメージした限定コスチュームを着て、みなさんをお出迎え。

 

 ここから、一気にジョジョモード。展望デッキフロアは、夜間限定で、窓ガラスを巨大スクリーンに仕立てた「SKYTREE ROUND THEATER」に早変わり。『ジョジョの奇妙な冒険』アニメシリーズの特別映像を、臨場感あふれる音響とともに上映しています。

 

 東京の空を満喫できる天望デッキ「フロア340」の「SKYTREE CAFE」も、「承太郎の “オラオラ” オムレツ」はじめキャラクターをイメージしたオリジナルメニューがいろいろ。

 

限定メニューはどれも美味しそう ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT © TOKYO-SKYTREE

 

 地上450メートルの「天望回廊」も会場です。そこに登るエレベーターの小さな空間は、個人的にかなり気に入りました。

 ジョジョの漫画がテレビアニメになったとき、漫画の描き文字を文字エフェクトとして取り入れ、原作の魅力を損なうことなくアニメ化したことが、ファンの高い支持を得たそうです。

 

 迫力ある描き文字の壁に囲まれたガラス張りのエレベーターは、まるで違う世界にワープするようで、この感じは、他では味わえません。

 

 天望回廊へのエレベーターの扉が開くと、「わー」と思わず歓声を上げてしまいます。眼下の東京の景色と、目の前の限定描き下ろしのキャラクターたち。ジョースター家の血を引く各シリーズの主人公たちが、「誇り高きジョースター家、集結!」で迎えてくれます。

 

 この階は、徐倫のスタンド「ストーン・フリー」の糸をテーマにしたLEDネオンがお洒落なフォトスポット、因縁の名バトル場面を台詞の音声で楽しめるスポット、限定オリジナルグッズを販売する特設ショップなど楽しさ満載です。

 

 なかでもハイライトは、約110メートル続く回廊エリアの「糸が辿る受け継がれし魂」でしょう。シリーズ10年の軌跡を振り返るアニメシリーズの登場キャラクターが、物語とともにずらりと並んで圧巻です。スマホをビデオモードにして、回廊の端から端まで録画。家に帰った後も、何度となくジョジョの世界にひたっています。

 

「糸が辿る受け継がれし魂」 ©荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT © TOKYO-SKYTREE

 

 天望回廊からの絶景をバックに、16種類のキャラクターやスタンドと一緒に写真撮影できる限定フォトサービスも、有料ではありますが、自分も参加している感じが特別で、おススメです。

 

 そして、東京スカイツリーの外からも、『ジョジョの奇妙な冒険』を楽しめる時間があります。イベント期間中の土曜日の夜、スカイツリーでは、主人公たちを特別ライティング。6種類のキャラクターをイメージしたカラフルなライティングが順番に点灯します。

 

 ジョナサン・ジョースター、ジョセフ・ジョースター、空条承太郎、東方仗助、ジョルノ・ジョバァーナ、空条徐倫で、たしかにどれも人気のキャラクターですね。

 

 日が暮れたら、スカイツリーを見上げてください。さわやかな夜風とともに、ようこそジョジョの世界へ――。

 

横井弘海(よこいひろみ)

 東京都出身。慶應義塾大学法学部卒業後、テレビ東京パーソナリティ室(現アナウンス室)所属を経てフリー。アナウンサー時代に培った経験を活かし、アスリートや企業人、外交官などのインタビュー、司会、講演、執筆活動を続ける。旅行好きで、訪問国は70カ国以上。著書に『大使夫人』(朝日新聞社)

 

(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社・ジョジョの奇妙な冒険THE ANIMATION PROJECT
(C) TOKYO-SKYTREE

 

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