近畿・関西ブロックの1位は、朝日放送の斎藤真美アナ。「TBSにも内定してたのに入社してくれた生粋の関西ラバーです」(局関係者)。
一方、「カンテレでは珍しく地元出身者ではないのに、親しみやすくて高い人気を誇る」と、広告代理店関係者が一目置くのは5位の谷元星奈アナ。
局内でも「生真面目で相当な秀才なのに、そんな素振りを微塵も見せない」と評価が高い。
四国ブロックの1位は、あいテレビの河野未来(こうの・みく)アナ。
「いまや愛媛というか、四国を代表するアナウンサー。産休に入って、フリーになったり、このまま辞めちゃうんじゃないかとひやひやしましたが…この3月に職場復帰してくれました」(局関係者)と、局内は大喜び。得票数は全国でも4位と、人気は非常に高い。
2位は南海放送の青木美奈実アナ。3月に『ヒルナンデス!』に出演した際には、局に問い合わせが殺到した。広告代理店関係者も「正統派美人のルックスで、これからさらに人気が出るでしょうね」と絶賛。
九州・沖縄ブロックでは、テレビ西日本の高木晴菜アナがトップ。
「局のYouTubeチャンネルで、高木アナの『踊ってみた』動画は、なんと126万再生。局内でも『ラスボス』と呼ばれるほど存在感がある(笑)」(局関係者)。
九州では福岡勢が上位を独占するが、そこに食い込むのが熊本放送の糸永有希アナ。
同局のスタッフは「親の出身地の熊本に来て早10年になるとばい。このまま肥後もっこすになってほしけんな」と、熊本弁で熱い思いを語ってくれた。
今回のアンケート結果を、広告代理店関係者が総括する。
「今まで地方局ではニュース以外は“番販”といって、キー局制作のドラマやバラエティ番組を流すのが通例でした。ところが最近はコロナの影響で視聴者の在宅時間が増え、より地域に密着した話題を提供する番組が重宝されています。
そこで地方局のアナウンサーが脚光を浴びているわけです。注目株は東京出身の“落下傘”アナ。就活時に在京キー局とは縁がなかったものの、実力もルックスも備えた“原石”がこれほど各地域にいるというのは、まさにブルーオーシャンです」