ヒロド歩美の「熱虎トーク」チーム防御率1位、最強投手陣で巻き返しだ！

 

　プロ野球ファン待望のセ・パ交流戦がスタートしました。スポーツ新聞によると、田中将大（楽天）、山本由伸（オリックス）、佐々木朗希（ロッテ）ほか、パ・リーグを代表する投手陣が、タイガース戦に向けて調整しているそうです。この「表ローテ」対決は、タイガースにとって有利に働くのではないかと、ヒロドは睨んでいます。

 

　今季すでに13度も完封負けを喫しているタイガース。チーム打率は.228でセ・リーグワースト。順位は開幕から最下位に甘んじていますが、チーム防御率は2.75と1位なんです。すごくないですか？

 

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　青柳晃洋（こうよう）投手（28）は5勝で、防御率は驚異の1.13。西勇輝投手（31）は3勝、防御率は1.64。西純矢投手（20）、伊藤将司投手（26）、ジョー・ガンケル投手（30）など、最強の投手陣が揃っています。エース級をぶつけてくるパ・リーグの球団とは投手戦になるでしょう。一球一球見逃せない手に汗握る攻防こそ、今年のタイガースのお家芸。エース対決を制することで投手陣がさらに覚醒し、引っ張られるように打線も奮起する。猛虎伝説はここから始まるのです！

 

■インスタには美人妻とのツーショットが多数

 

　そこで今回は、タイガースファン以外の人に向けて、警戒すべき投手を一人紹介します。タイガースにはいい投手がたくさんいますからね！　と、パ・リーグの選手とファンにプレッシャーをかけたい（笑）。ここで私なりの心理戦を仕掛けてみたいと思います。ファンは選手と同じ気持ちで試合に挑んでいます。私たちにとって、野球は観戦ではなく参戦なのです！

 

　そのヒロド推しの投手は、ロングヘアーとワイルドな髭が似合うアーロン・ウィルカーソン投手（33）。これまで7試合に登板して4勝2敗、防御率1.45。抜群の安定感でローテーションの一角を担っています。矢野燿大監督は「すべてのボールが決め球になる」と高く評価しています。

 

　彼は大学時代に右肘の手術を受けたため、メジャーのドラフトにかからず冷凍食品会社に就職した経験を持つ苦労人。大リーグ通算14試合で1勝1敗に留まり、活躍を夢見て今季タイガースに移籍しました。

 

　入団直後からハリウッド俳優の「キアヌ・リーブス」に似ていると話題になっていました。その話をウィルカーソン投手に振ってみると、「最近、妻から聞いたんだけど、妻がひと目惚れしたのが『キアヌ・リーブス』だった。それで僕のことを好きになってくれたのかも。（キアヌに）似てるかもって（笑）」と、笑顔で答えてくれました。

 

　彼はお立ち台に上がると「後ろの守備がしっかり守ってくれた」「（捕手の）長坂（拳弥）がうまく配球してくれた」と、必ずチームメイトへの感謝の言葉を残します。そして、コメントの最後はファンに向けて覚えたての日本語を披露します。

 

　1回めは「アイシテル」、2回めは「タイガースファン、スキヤネン」、3回めは「オツカレサマデシタ」。日本に馴染もうとする姿勢がひしひしと伝わってきます。ちなみに「スキヤネン」は、私がインタビューした際に「次、ヒーローになったら言ってね」と伝えていた言葉でした。優しいヒーローですね。

 

　彼のインスタには美人の奥さんとのツーショットが多数掲載されていて、見ているだけで心が温かくなります。カッコよくて謙虚で仲間思いで家族愛に溢れるイケメン男性。タイガースファン以外の皆さんどうですか？　隙がないでしょう？

 

　私は彼の活躍によって、タイガースが大逆転優勝するのではないかと期待しています。

 

ひろどあゆみ
1991 年10月25日生まれ　兵庫県出身 2014 年4月、朝日放送（現朝日放送テレビ）に入社。『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『サンデーLIVE!!』などに出演中

 

※ABCテレビの阪神タイガース応援チャンネル、YouTube「虎バン」配信中

 

写真・木村哲夫
ヘアメイク・ツジマユミ

 

※成績は6月2日現在

 

( 週刊FLASH 2022年6月21日号 )