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浜辺美波、才能開花の裏にあった金沢“潜伏“時代…小学校は「ぼっち」高校も「彼氏いたことない」【原点発掘】
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.07.13 06:00 最終更新日:2022.07.13 06:00
石川県の中心地・金沢からほど近い住宅街。自然にも恵まれたこの地から“お国いちばんの美少女”は羽ばたいた。
「僕とAくん、Aくんの弟、そして彼女の4人で小学生のときはよく遊んでいました。Aくんの弟が彼女と同級生だったんです。芸能活動を始めた4年生からは全然会わなくなってしまい……。今となれば、一緒に遊んでいたのは自慢ですよ(笑)」
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当時の友人が振り返るのは、女優・浜辺美波(21)との思い出だ。彼女が芸能界入りしたのは、2011年の「第7回 東宝シンデレラオーディション」がきっかけだった。
「上白石萌歌さんがグランプリ、姉の萌音さんが審査員特別賞に輝いたオーディションで、『ニュージェネレーション賞』を受賞したのが浜辺さんでした。当時からそのビジュアルは群を抜いていました。それにもかかわらずグランプリでなかったのは、ダンス、演技、歌はすべて苦手という“超シャイ”な一面のせいです」(芸能記者)
のちの逸材は、地元で暮らしながら頻繁に上京して芸能活動する“二重生活”で、女優としての下地を作り上げていった。しかし、学校では……。小学6年時の同級生はこう話す。
「じつはクラスで“ぼっち”だったんですよ。友達がいる印象はなくて、女のコ同士でつるむとかもなく、休み時間は一人で本を読んでいました。仕事が忙しくて学校に来る回数も減っていて、馴染めなくなっていたんだと思います」
じつは浜辺自身も、過去にテレビ番組で「机ごと廊下に出された」など、イジメを受けていたことを告白している。それを跳ね返すように、女優・浜辺の活躍は輝きを増す。中学3年の2015年には『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)の役作りで金髪にイメチェン。「その期間は黒髪のウイッグを被って通学していました」(中学の同級生)と、“潜伏”するように通学した。映画評論家の前田有一氏は、当時の浜辺の新進ぶりを語る。
「ブレイクのきっかけになった映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)の公開時は、まだ高校在学中の16歳。それ以前から透明感のあるかわいらしさで話題だったうえに、演技も評価されていました。2015年公開の映画『エイプリルフールズ』は印象に残っています。誘拐される小学生役で出演した浜辺さんは、誘拐犯役の寺島進さんを相手に堂々とした演技で渡り合い、非凡な才能を感じました」
中学卒業後は上京し、芸能人を多く輩出する堀越高校に進学する。美男美女が集まる高校生活。あの「ガーシー」こと、東谷義和氏も“男絡みの暴露”をチラつかせる「清純派の代表格」の浜辺に“青春の淡い恋”はあったのだろうか。
「堀越は校則が厳しくて恋愛禁止なんです。でも、高校時代以前も彼氏はいたことがないんじゃないかな。浜辺さんは忙しかったから、行事もほとんど参加していないんです。来ていたのは体育祭くらいで、卒業式も最初は来ていたんですけど、式の途中で体調不良を訴えてすぐに退室してしまいました。高校時代は友達がほとんどいないようでしたし、誰かと撮った写真は貴重だと思いますよ」(高校の同級生)
しかし、“表舞台”での活躍は誰もが知るとおりだ。来年春から放送のNHK連続テレビ小説『らんまん』では、ヒロインに抜擢。来年3月公開予定の映画『シン・仮面ライダー』への出演も決まっている。
「同世代の人気女優に比べて中性的な印象。そのうえ、“色”がついていない演技が評価されています。作り手にいろんな役柄をやらせてみたいと思わせることが、話題作への起用が続く理由です」(ドラマプロデューサー)
2021年にドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で、つねに黒ずくめの服に丸眼鏡という“オタクで陰キャで彼氏ができない”という女子大生役を演じた浜辺。当時は「配役に現実感がない」という批判も起きたが、まさかこっちが“本性”だったとは!