椿鬼奴に旦那が叫んだ「借金は俺のもの」発言の真意

　花と緑の園芸通販サイト「よしもと園芸」の開設発表会見に、椿鬼奴・佐藤大（グランジ）夫婦、庄司智春（品川庄司）、たかし（トレンディエンジェル）らが出席し、“母想い芸人”として母の日に贈る箱花作りに挑戦した。

　鬼奴夫婦はバラエティ番組に揃っての出演は多いものの、イベントで共演は初めてという。

　イベント終了後、「明日の5月3日、2人にとって何の日かわかります？」と尋ねると、2人は顔を見合せ首を傾けた。「えっ、まさか忘れたんですか？」と畳み掛けたところで、2人はお互いの顔を指差し「結婚記念日！　忘れてた！」と、息もピッタリ顔がほころんだ。すかさず大が「これからも、よろしく」と鬼奴に頭を下げる。

　庄司智春が「（結婚して）何年よ、何年？」と聞いてくると、大は「2年ですよ」と即答したが、格差婚でギャンブル好きの“ヒモ夫”としては、お世話になっている鬼奴に対して、絶対に忘れてはいけない日のはずだ。

「夫婦、仲いいんですね」と言うと、大が「仲だけはいいですよ。うちは、もし離婚することになったら俺が路頭に迷っちゃいますから。生命線だから、ココが」と横にいる鬼奴に、肩をすくめて両手で言葉を振る。

　鬼奴は「今ね、乾杯するとき、必ずグラスを下げて乾杯するのよ。並行になるといいんだけど」と手でその形を再現した。わかりやすい形に、周りの芸人と取材陣からどっと笑いが起きた。

　続けて、「借金、どうなりました？」と心配種を聞いた。「借金、減ってますよ、ね」と鬼奴に同意を求めると、鬼奴は「知らない。教えてくれないんだもん」と、ちょっと不安げな表情を見せる。「ピーク時は360万円ぐらい。今はたぶん、94万円弱ぐらい」と明かした。結婚して2年で270万円減ったわけだ。

　大は続けて「一時、こいつが『全部、私が返そうか』とふざけたこと言ってきたんですよ。そのときだけ怒ったんですよ。冗談じゃないって。借金は俺のもの、手を出すんじゃない、絶対渡さない」と汗ダラダラになりながら力説。

　鬼奴は少し冷めた表情で「返すというなら、それでいいんだけど、知っている人には早く返して欲しいんですよ」とチクリ。

この夫婦は、格差、借金、ヒモ夫という三角の枠でバランスを保っているのかもしれない。借金は今年中には完済できそうだが、 借金がなくなった後こそ、夫婦関係に試練が訪れるのかも……2人のバランスが保てるのか、それとも、崩れてしまうのか。結婚3年目。歌の文句じゃないけど、まさか『3年目の浮気』なんて、くれぐれもご注意を！

（写真・文／芸能レポーター川内天子）