元テレビ朝日・龍円愛梨　都議2期め「人生で今がいちばん楽しい」【女子アナ第2の人生】

多様性を重んじる「インクルーシブ教育」の充実に尽力する龍円さん

「今までの人生で、今がいちばん楽しいです。都議の仕事が充実しているからでしょう」

　昨年7月の都議選で都民ファーストの会公認で再選した龍円愛梨さん（45）は、自身が打ち出す政策を次々に実現させている。龍円さんはテレビ朝日のアナウンサーから都議に転身した。

「障がいのある子もない子も一緒に遊べる『インクルーシブ公園』や、都営地下鉄車両に設けた子育て応援スペースなどが実現できました。この政策で、『マニフェスト大賞』で議員個人として初めてグランプリをいただいたんです」

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　テレ朝時代は『朝いち!!やじうま』『「ぷっ」すま』などを担当。’06年からは社会部記者に異動した。

「アナウンサー時代は、楽しかったけれど常に不安もありました。でも、議員になってから『龍円さんの質問は印象に残るんです』と言われたりするので、女子アナ時代の伝えるスキルが議員になってからも役立ってるのかなと思います」

　’11年に退社し渡米、貿易商の男性と事実婚。ダウン症の長男と’15年に帰国した。都議には’17年に初当選を果たし、今年で6年めになる。

「障がいのある子のシングルマザーとして、議員の仕事との両立に悩むこともありますが、やりがいは格別ですよ」

りゅうえんあいり
’77年3月31日生まれ　スウェーデン生まれ　’99年テレビ朝日入社　都議会文教委員会に在籍4年目、インクルーシブ教育の充実に尽力。LGBTQの差別解消にも取り組んでいる

( 週刊FLASH 2022年9月6日号 )