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ヒロド歩美の「熱虎トーク」D1ルーキー森木大智投手のデビュー戦に超ハイテンション
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.09.17 06:00 最終更新日:2022.09.17 06:00
タイガースファンの皆さん、背番号20の勇姿をご覧になりましたか? ゴールデンルーキー・森木大智投手(19)が、8月28日の中日戦(バンテリンドーム)で初先発して、6回4安打3失点。残念ながら敗戦投手となりましたが、5回までは1安打無失点と好投。ストレートは最速154km/hを記録しました。マウンドさばきはとても19歳とは思えない堂々としたもので、エースの風格さえ漂っていました。
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私はこの日が来るのをずっと心待ちにしていました。森木投手がプロデビューを果たしたら、彼のコラムを書こうと決めていたのです。こうして原稿を書いている今も、かなりテンションが上がっています(笑)。なぜ、これほどまでに森木投手について私が語りたいのか? それには理由があります。
森木投手は高知中学時代に軟式ボールで150km/hをマークし、 “スーパー中学生” と呼ばれ、高知高校に進学すると、最速154km/hを計測しました。甲子園には届きませんでしたが、2021年のドラフトの目玉候補の一人として注目を集めていました。
■ピッチャーしかやらないのはもったいない
私は、彼を高校時代から取材してきました。実直でスマートで、インタビュー時の受け答えも明快。リーダータイプの好青年という印象でした。そんな彼の運命が決まる2021年10月11日のドラフト会議。私たち『熱闘甲子園』の取材クルーは、会議の1時間前から森木投手と浜口佳久監督が待つ控え室に入ることが許されました。
ふだんはしっかり者の森木くんですが、この日はさすがにソワソワしているようにみえました。浜口監督も
「森木はこれまで見たことないほど緊張している」と、話されていました。森木くんは「指名の瞬間は頑張って表情を無にします。動じないように心がけます」と語っていました。
そしてタイガースからの1位指名の瞬間、森木くんは宣言どおりに表情を変えず、まっすぐ前を見つめていました。ところが、その光景を目の当たりにした私が泣いてしまいました(苦笑)。ずっと応援してきた森木くんがタイガースの一員になる! その瞬間を一緒に体験できたという喜びと、興奮が入り混じったぐちゃぐちゃな感動の涙が溢れてしまって……。そんな私を見てスタッフは笑っていました。
森木くんは「甲子園に行けなかった高校時代の悔しさが甦りました。ずっと立ちたかった場所だったので、ご縁を感じました」と、嬉しそうに語ってくれました。まったくの余談ですが、私はこの日、タイガースカラーの黄色のパンツを穿いていました。私の願かけ効果があったのかも? 冗談はさておき……。
幼少時代、タイガースの藤川球児投手に憧れて野球を始めたという森木くん。バッティングも大好きで、高校通算13本塁打を記録しています。
「ホームランを打ちたい。ピッチャーしかやらないのはもったいないです。野球が好きなので、体全体で表現したいです」
野球好きの少年がそのまま大人になったような、まるで大谷翔平選手のようですね。
最後にとっておきのエピソードを披露します。昨年6月、私は野球解説者の古田敦也さんと、甲子園でのファーストピッチセレモニーに参加させていただきました。ピッチャーが私で、キャッチャーが古田さんです。じつはこのとき、投球フォームについて森木くんに「映えを狙うなら足を高く上げましょう」と、アドバイスをもらいました。そして「僕より先に甲子園のマウンドに立つんですね」と、冗談交じりにエールをくれたのです。なので、私の投球フォームは森木流なのです!
ひろどあゆみ
1991 年10月25日生まれ 兵庫県出身 2014 年4月、朝日放送(現朝日放送テレビ)に入社。『熱闘甲子園』『芸能人格付けチェック』『サンデーLIVE!!』などに出演中
※ABCテレビの阪神タイガース応援チャンネル、YouTube「虎バン」配信中
写真・木村哲夫