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『ボヘミアン』葛城ユキ「自分の声をハスキーだと思ってない」

芸能・女子アナ 投稿日:2017.05.29 16:00FLASH編集部

『ボヘミアン』葛城ユキ「自分の声をハスキーだと思ってない」


「私、ハスキーボイスと呼ばれるのはいいけど、風邪をひいたときの声と言われるのはイヤ(笑)」

 

 長年、ロック界の女王として君臨する葛城さん。その歌声は「和製ボニー・タイラー」と称され、多くのファンを魅了し続けている。最大の武器は、天性のハスキーボイスだ。

 

「Twitterを見てると、『今日は声が出ないから葛城ユキだ』『カラオケでボヘミアンを歌ってみるか』とかよく呟かれてます。そもそも私は、自分の声をハスキーだとは思ってないんです。楽曲のイメージや歌詞とメロディによって表現の仕方を変えていて。その歌い方のひとつなんですけどね」

 

 8枚めのシングル『ボヘミアン』は、ヒットメーカー・井上大輔プロデュース作品。作詞を飛鳥涼が手がけ、大ヒット。ゴールドディスクを獲得した。

 

「初めて聴いたのは、大輔さんがギターを弾いて歌ったラフなデモテープ。『ユキをイメージして書いた曲だよ』と言われていたので、カバー曲(オリジナルは大友裕子)だとは知らなかったんです。

 

 キャッチーで大衆性があって、シングルヒットに必要な要素がたくさん詰まっていたので、大ヒットする予感はありました。シングルカットするときも、満場一致でこの曲が選ばれました。

 

 ポップなこの曲がヒットして、それまでのロック好きのファンが離れていったこともあったけど、老若男女に浸透する曲が生まれて、嬉しかったですね。

 

 今では、私の名前より『ボヘミアン』のほうが先行しているような気がします。ほかにもいい曲をたくさん歌っているので、ぜひ、ライブに足を運んでみてください」

 

<葛城ユキ『ボヘミアン』>

 

1983年5月21日発売
作詞:飛鳥涼 作曲:井上大輔
● ザ・ベストテン初登場:1983年8月18日9位
●最高位:2位 
●連続ランクイン:9週
●売上枚数:41.4万枚(1983年)

 

<カラオケ・ワンポイント・アドバイス!>

 

 出だしが勝負です。「ボヘミアン」の「ア~ン」に力を入れて、下から上に、強烈なインパクトを持たせるようにして。リズムのノリが難しいので、縦のリズムにならないように。Bメロからのリズムチェンジも意識しましょう。

 

<葛城ユキ>

 

1949年岡山県生まれ。67歳。1974年、『木曽は山の中』でデ
ビュー。1980年、ボニー・タイラーの『哀しみのオーシャン』
をカバーし、大ヒット。洋楽カバーアルバム『Singer VOL.2』
絶賛発売中。6月28日、ボトムライン(名古屋)にてライブを開催。詳細はhttp://powerstation578.wixsite.com/yuki-katsuragi
(週刊FLASH 2017年5月23日号)

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