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松田龍平と別居報道「太田莉菜」に直撃するも睨み負け

芸能・女子アナ 投稿日:2017.06.22 06:00FLASH編集部

松田龍平と別居報道「太田莉菜」に直撃するも睨み負け

 

 松田龍平と別居報道の渦中にある、モデルで女優の太田莉菜が「2016/17年 メティエダールコレクション パリ コスモポライト in 東京」に、招待客として出席した。

 

 このコレクション・ショーは「CHANEL」が昨年12月にパリの5つ星ホテル「リッツ パリ」で発表したものを、さらに新たな演出を加えて開催したもの。

 

 日本からは、クリスタル ケイや長谷川京子、市川実日子、海外からはウィル・スミスの娘など多数の著名人が招待された。

 

 従って、屈強なガードマンがあちこちに配備され、取材陣の車は、招待客優先のため会場の敷地に入れない。「カメラや機材を降ろすだけでいいですから、玄関まで行かせてもらえませんか?」と言っても、答えは「ノー!」と、埒が明かない。

 

 仕方なく、10メートル先の玄関の、さらにその先の取材現場まで機材を持って運んだ。取材スペースは、タレントが一人立ったらいっぱいの狭い場所。その横には招待客が通る赤絨毯が敷かれている。それを踏まないように取材の場所を取る。

 

 ほっとしたのもつかの間、太田莉菜は「われわれ情報番組の囲みに応じてくれるのか?」と、不安が沸いてきた。

 

 そもそもこの取材の主導権を握っているのは、真ん中に陣取っているCHANELのオフィシャルカメラマン。その脇にはファッション雑誌などのカメラマンが並び、いつもとは明らかに顔ぶれが違っている。

 

 顔馴染みは、他に2番組しかいない。そこで作戦会議だ。

 

「そもそも囲みの場所に来てくれるのか?」と、広報に尋ねると「ここには必ず来ます。シャネルの服を着ていますから、その質問をしてください。質問はカメラの位置から動かないで。彼女が何を答えるか、答えないか、私どもは知りません」と少々冷たいお言葉。

 

 しかし、必ず質問できる時間はあることがわかり、ひとまず安心。何をどう聞くか、またまた作戦会議。

 

 1人目は「今日のファッションのポイントは?」
 2人目は「その服は、ご主人のプレゼントですか?」
 3人目は「別居は本当ですか?」と、たたみかける作戦。話し合いの結果、2人目、3人目の質問は一気に私がすることになった。

 

 さあ、彼女が来るのを待つばかりとなった。しかし、待つことそれから40分。待ちくたびれて、さっきまでの意気込みがすっかり萎えてしまった。

 

 開演5分前、ようやく太田莉菜が颯爽と現れた。取材場所の定位置に着き、ポーズをとる。パシャパシャとシャッター音。
「こっち向いてください」
「左もお願いします」
 モデルらしく、カッコいい決めポーズが続く。広報が「莉奈、会場へ!」と叫ぶ。

 

 さあ、出番だ! 一人目が「今日のファッションポイントは?」と聞いた。太田はこちらを向いて、青いジャケットを引っ張って見せる。そのポーズに、パシャパシャとシャッター音が響く。
その音に「うっ」と一瞬、声がつまり、歩きだす太田。

 

 このままでは赤絨毯に行ってしまう。早く質問せねば!

 

「その服は、ご主人のプレゼントですか?」
 太田の顔が険しくなった。ギロッと睨んだあと、正面を向いて颯爽と赤絨毯の上を歩き出した。「別居は本当ですか?」は、心のなかで叫んだ。一番聞きたかった、確認したかった質問は空に散った。

 

 太田莉菜の迫力ある睨みに負けた取材だった。(写真・文/芸能レポーター川内天子)

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