芸能・女子アナ
タイでアイドルデビューした18才、久しぶりの日本で驚いたことは?/女子アナ日下千帆の「私にだけ聞かせて」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.04 16:00 最終更新日:2022.12.05 12:52
タイPOPは、日本であまりなじみがないかもしれませんが、うら若き日本女性がメンバーにいるアイドルグループなら応援したくなりませんか?
今回ご紹介するのは、タイでデビューの夢を叶えた18歳、田中井寧音さんです。寧音さんは、Beachyという4人組のアイドルグループで、Neneという名前で “かわいい” キャラを担当しています。2022年4月、グループ名と同じ『Beachy』という曲でデビュー。曲はYouTubeでも配信中です。
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出身は千葉県。ご両親のお仕事の都合で6歳からバンコクに移住しました。小さい頃からAKB48に憧れ、ダンスのレッスンを受けながらアイドルを目指したそうです。
――デビューのきっかけは何だったのですか?
「tokyocitygirlというユーザーネームでTikTokをやっていたら、フォロワーが14万人を超えました。2021年7月、そこにダンス動画を投稿したところ、プロダクションの方の目にとまり、『デビューしませんか?』とDMが来たのです。採用された理由は、表現力とダンスの上手さだったそうです。
タイでは外国人タレントが人気で、日本人だったことも有利に働きました。私以外の3人のメンバーは、その後に開催されたオーディションで選ばれました。2人は中華系で、生粋のタイ人は1人だけです。デビュー前は毎日ダンスや歌のレッスンが続き、ようやくデビューできました」
――Beachyのデビュー曲は、日本のアイドルの曲とは違った雰囲気で、クール&セクシー系ですね。
「そうなんですよ。でも、セクシー路線はやりたくなかったので、自分から主張してかわいいキャラにしてもらいました。デビュー曲の歌詞の一部が日本語になっているのですが、その部分の作詞は、私が書いたものです。会議中に突然、『15分で作って』と言われて考えました(笑)」
――日本語の箇所が、エキゾチックな雰囲気でした。寧音さんは、3カ国語を話せるそうですね?
「はい。実は、インターナショナルスクールに行っているので英語が一番得意なんです。両親とも日本人なので、家では日本語ですが、仕事先ではタイ語を使っています。正直、日本語はそんなに得意ではありません(笑)」
――デビューするために何か準備してきましたか?
「3歳から、タップダンスやヒップホップ、バレエなどを習っています。体を動かすのが好きなので、4歳から空手、ムエタイ、テコンドーなどの格闘技も習っています」
――デビューしてから変わったことはありますか?
「ライブのお客さんが2000人以上来てくれるようになりました。外出すると、『見たことある』なんて言われます。知らない人から、『さっきBBQしてたでしょう?』とDMが来ることもあるんですよ」
――タイで、日本人だから得したことや、逆に困ったことはありますか?
「得したことは、日本人ということで、『これは日本語で何て言うの?』とか、メディア出演のときに、日本についての質問が多かったことです。
困ったことは、タイ語の学校には行ってないので、言葉の壁がどうしてもあり、タイ語の冗談とかをあまり聞き取れなかったり、分からなかったりしました。
――タイと日本の習慣の違いで驚いたことはありましたか?
「タイでは、どんなに遅くても仕事終わりに食事に行くんです。また、合掌して挨拶もします。タイ人はマイペースで、みんな気楽に話しやすいです。タイの食べ物は私には辛すぎですが(笑)」
――久しぶりに日本に帰ってきて、タイでの生活と違うと感じることはありますか?
「日本の電車は時間ピッタリ時間に来る! ほかに、自動販売機の多さとバラエティーの豊富さにビックリしました。自動販売機でうどんも売っていたり、日本は面白い物でいっぱいでした。
今回帰国して、コンビニの店員さんが外国人だったことも驚きました。また、帰国したのが11月だったので、あまりの寒さに衝撃を受けました」
――今後、日本で活動する予定はありますか?
「残念ながら、今のところありません。日本でデビューできるなら、日本に帰ってきます。最近、日本のミスコンに出ることも考えています。将来、日本でもデビューしたいので、そのときはよろしくお願いいたします(笑)」
今後は、女優のお仕事をやってみたいと語る寧音さん。この先が楽しみです。
■アイドルになるための3カ条
(1)カリスマ性
(2)表現力
(3)自信
●日下千帆(くさかちほ)
1968年、東京都生まれ。1991年、テレビ朝日に入社。アナウンサーとして『ANNニュース』『OH!エルくらぶ』『邦子がタッチ』など報道からバラエティまで全ジャンルの番組を担当。1997年退社し、フリーアナウンサーのほか、企業・大学の研修講師として活躍。東京タクシーセンターで外国人旅客英語接遇研修を担当するほか、supercareer.jpで個人向け講座も
※取材協力/カラオケ館 上野本店
( SmartFLASH )