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ホラン千秋 “推定年収4億円”出世の原点…不遇時代のパン店バイトで培った太田光、坂上忍ら“オヤジ殺し”テク
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2022.12.21 06:00 最終更新日:2022.12.21 22:27
『Nスタ』(TBS系)で、平日午後に滑らかな口調でニュースを伝え、すっかり“夕方の顔”となったホラン千秋(34)。
その彼女の姿が、11月某日、東京・原宿のおしゃれスポット“裏原”にあった。
ブティックから出てきたホランは紙袋を持って、2人の付き添いとともに車に乗り込む。一行はTBSへと走り去った。同局関係者が語る。
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「ホランさんを『Nスタ』に抜擢したのは、退職して今はいないプロデューサー。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)でキャスターとして出演していた彼女の姿を見て決めたそうです。
当時、『Nスタ』の視聴率は低迷中で、ホランさんのMC就任を知らされたスタッフの『彼女で大丈夫か?』という声も聞こえましたが、今では視聴率も上がり、同プロデューサーにみんな感謝しています。
とにかく勉強家のホランさんは、渡した資料はちゃんと読んでいるうえに、自分でもいろいろと調べて『ここはどうなっているんですか』と突っ込んでくることもあります。さらに、気遣いの人で、番組スタッフ全員にお土産を用意したり、誰にも分け隔てなく接しています」
彼女が視聴者に支持される理由は何か。
「ホランさんは、思ったことをズバッと言います。メインキャスターの井上貴博さんより気が強いくらいです。忖度なしのコメントが、老若男女にウケています。話が途切れそうになると小ネタを挟んだり、相手に寄り添うことも好感ポイント。
『バイキング』(フジテレビ系)出演時も、ストレートな物言いの坂上忍さんに対して、きちんと意見を言っていたのはさすがでした。坂上さんにダメ出しを食らいながら鍛えられたんでしょう。
2021年10月の衆院選選挙特番での炎上が話題になった太田光さんと参院選時に共演した際も、局内での評価は高かった。進行がうまいのはもちろん、知識が豊富で、引き出しの多い彼女が隣にいると、太田さんは安心するようです。太田さんの暴走を止められるのは彼女しかいません(笑)」(同前)
あるプロデューサーは、ホランには「ちょうどいい図々しさ」があるという。
「物怖じしないキャラで、大物共演者に対しても遠慮なしに突っ込む姿は、視聴者が求めることでもあります。
たとえば梅沢富美男さんは、かつてホランさんにやり込められ、『あの女はなんなんだ!』と言っていましたが、今ではすっかりご執心で、むしろイジられたい様子です。まさに“オヤジ殺し”ですね」
13歳のときに、芸能事務所アミューズのオーディションに合格し、女優を志したホランだったが、思うような機会はめぐってこなかった。
青山学院大学在学中、心機一転を図り、米オレゴン州立大に1年留学。そこで「何かを伝える」ことに興味を抱き、卒業後はラジオ番組などのキャスターのオーディションを受けると次々に合格。報道やバラエティのオファーが殺到し、2012年には『NEWS ZERO』のキャスターに抜擢され、その後は出世街道をひた走る。
大手メディア調査会社が発表した、2022年のテレビ出演回数(女性部門)は10位。また、現在のCM契約は計6社で、テレビや雑誌、イベント出演などを合わせれば、2022年の収入は4億円を超えると、広告代理店関係者は推測する。