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「仕事がなかったらバイトしよう」大橋未歩アナ、夫婦で渡米へ…“流される生き方” を選んだ理由

芸能・女子アナ 投稿日:2023.04.10 11:00FLASH編集部

「仕事がなかったらバイトしよう」大橋未歩アナ、夫婦で渡米へ…“流される生き方” を選んだ理由

写真・時事通信

 

 4月8日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)に、元テレビ東京アナウンサー大橋未歩さんが出演していました。

 

 同番組で大橋さんは、テレビ東京を退社し、フリーアナウンサーに転身しようと考えたきっかけは、ご自身が2013年に患った若年性脳梗塞だったとお話ししていました。

 

 筆者は以前、大橋さんが2017年12月にテレビ東京を退社されたときの思いについて伺っています。

 

 

 大橋さんが患った脳梗塞は、幸運なことに大事には至らなかったのですが、そのときの主治医の言葉で、いろいろと考えさせられたと言います。

 

「MRIを撮ってもらった主治医に聞いたら、脳が4カ所死んでいるんですけど、その4カ所ともたまたま致命的な個所を外していたそうなんです。

 

 その部分が小さかったので、ほかの個所が、死んだ個所の機能を代わりにやってくれて元に戻ったんですよ。

 

 致命的な個所が外れていたのは、主治医に『たまたまです』と言われて……その『たまたま』と言われたときに、なんか人生を考えちゃったんですよね」

 

 一歩間違えたら、大ごとになっていたかもしれないと考えた大橋さんは、ご自身の人生を見つめ直し、病気発症から5年後に退社を決意します。

 

「私は脳梗塞になるまで、全部が決めて決めての人生だったんです。だからこれからは、いい意味で流されて、『その日1日を楽しむ』みたいな人生観に変えていこうかなと思いました。

 

 だから、退社時にフリー(アナウンサー)になろうとは、全然決めてなかったんです。

 

 ただ、退社した後にお仕事がいただけたらやろうと思って。なかったら、それまでってことだから、なにか違うバイトをしようと思っていました(笑)」

 

 退社の際は、テレビ東京の1年先輩で、同じ年の大江麻理子アナウンサーから手紙をいただいたそうです。大橋さんは、大江さんへの思いも明かしてくれました。

 

「本当にありがたいことに、大江さんも私も若手のうちから、いろんな仕事をやらせてもらってたんですよ。テレビ東京は人が少ないので、実力不足なんですけど仕事を任せてもらえて。

 

 当時は、期待に応えたいけど、できなくてつらい、みたいな。そういう20代があったので、その苦しさはお互いに共有していたと思います。

 

 大きな番組につくと、スタッフから『大橋頼むぞ』って。大江さんも『頼むぞ』と言われていたと思うんです。私はそれが苦しくて、多分大江さんも同じことを思っているだろうなと。

 

 だから、大江さんの頑張りを見て私も頑張ろうと思う仲だったんです。私が病気のときも、2人でご飯に行っていました」

 

 レギュラー番組を降板し、春から大橋さんは、元テレビ東京ディレクターの夫とともに渡米されるそうです。

 

 同番組MCのマツコ・デラックスさんから、アメリカでやりたいことを聞かれた大橋さんは、「まったく決まってない状態で、何にもなかったらバイトしようと思っています」と答えていました。

 

 この考えはフリーになったときと変わっていないようです。

 

 決めて決めての人生ではなく、その日1日を楽しみたいとおっしゃっていた大橋さん。今度は日本からアメリカに舞台を移し、人生を謳歌されるようですね。いってらっしゃい!

インタビューマン山下

1968年、香川県生まれ。1992年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも2017年に芸人を引退しライターに転身。しかし2021年に芸人に復帰し現在は芸人とライターの二足のわらじで活動している。

( SmartFLASH )

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