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気分は台湾夜市!東京スカイツリーで本場の味を満喫/女子アナ横井弘海の「エンタメ時間」
芸能・女子アナFLASH編集部
記事投稿日:2023.04.22 16:00 最終更新日:2023.04.22 16:00
人気の『台湾祭』が、東京・墨田区の東京スカイツリータウンで5月28日まで開催されています(5月8日・9日は休み)。
イベントのテーマは「365日の台湾夜市を日本で。」ですが、台湾と言えば美食! 本場の台湾の人たちが監修した本格的な「夜市グルメ」が楽しめるとあって、今回で16回めとなる人気イベントです。
今回、初めて会場となった4階スカイアリーナでは、開催期間を前半・後半の2部に分け、人気の主要メニューはそのままに、前半は台湾北部エリアの夜市料理、後半は南部エリアの夜市料理と雰囲気も変えるそうです。
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グルメ系イベントでは、店が提供するメニューが偏りがちですが、台湾祭は「本物の台湾を知ってもらう」のが目的ですから、それぞれが専門店のようになっていて、バラエティ豊か。
日本ですでに有名な台湾グルメと、まだ知られていないけれど美味しそうなものの両方が並び、台湾の “食” の今を体感できる仕掛けです。
会場をぐるりと回ってみると――。
・じっくり煮込んだ牛肉がのった「牛肉麺(ニョウロウミェン)」
・台湾の家庭料理の定番「魯肉飯(ルーローファン)」
・胡椒が効いた肉ダネを生地で包み焼き上げたストリートフード「胡椒餅(フージャオビン)」
・甘い肉味噌をのせたスープ麺料理「台南担仔麺(タンツーミェン)」・蒸しパンに豚角煮と漬物を挟んだフカフカの台湾バーガー「割包(グァバオ)」
などなど、台湾に行ったことのある方なら一度は食べたことがあるだろう人気料理が並んでいます。
台湾の料理って、独特な美味しさがありますよね。台湾スイーツももちろんあり、ふわふわかき氷の「雪花冰(シュエファービン)」や「タピオカミルクティー」などが充実しています。
スパイス香る大きな唐揚げ「大鶏排(ダージーパイ)」にパクつく家族や、イカの姿揚げ「酥炸大魷魚(スゥヂャアダーヨウイー)」をビール片手に美味しそうに食べているカップルを横目に、私はもっちりネギパイ「葱油餅(ツォヨウピン)」の列に並んでみました。
小麦粉にきざみ葱を混ぜ込んだ生地を焼いたパイです。店のお兄さんが「生地を回して焼いているのは、外側をカリッと、内側をふわっとさせるためです」と、手を動かしながら説明してくれます。初挑戦のネギパイは甘辛いソースがかかっていて、焼きたてのアツアツでカリカリ、もちもちした食感が楽しいおやつでした。
さて、これらの定番メニューに加えて、前半(~5月7日)は北部の味が紹介されています。
台北・士林夜市、台中・逢甲夜市などから、
・とろとろでコクのあるスープで食べる麺料理「台湾麺線(ミエンシエン)」
・芋の餡が入ったもちもち食感の「QQボール」
・名物クサ旨グルメ「炸臭豆腐(ザーチョウドウフ)」
・スパイスを効かせた衣をつけ揚げたポークリブ料理「排骨飯(パイクーファン)」
・ご飯に乗せた鶏の胸肉に香辛料の効いた醤油タレがかかった「鶏肉飯(ジーロウファン)」
が提供されます。
後半(5月10日~5月28日)は南部のグルメ。台南・花園夜市、高雄・六合夜市などから、
・プニプニ餅肉団子「肉圓(バーワン)」
・香ばしいスパイスと風味がたまらない「塩酥鶏(イエンスージー)」・もち米の腸詰と香腸を一緒に味わう「大腸小腸(ダーチャンシャオチャン)」
・牡蠣の旨味たっぷり、野菜を入れた卵焼き「蚵仔煎(オアチェン)」
などが出てくる予定です。
台湾夜市の庶民的な雰囲気を演出するテーブルや椅子は、わざわざ本場にオーダーしたものだそう。台湾グルメを食べながら、スカイツリーを台湾の赤い提灯越しに見上げるのは、この季節、とても気持ちがいいです。鯉のぼりも元気に泳いでいて、交流のイベントを盛り上げます。
スペースの中央に300席はあるようですが、連休中は人気で満席となり、店の脇で立ったまま食べることもあるかもしれません。でも、これまた本場の雰囲気そのままのお愛嬌でしょう。
ところで、台湾祭の楽しみは、美味しい料理だけでなく、台湾マッサージ、占い、エビ釣りなどのアミューズメントも忘れてはいけません。
エビ釣りは、糸の先に針をつけて、尻尾と身の間あたりをひっかけるのだと、係の女性が親切に教えてくれました。きわめてシンプルで、釣れる人は簡単に釣るのですが、私はエビに針が引っ掛かった瞬間に針が外れてしまいました。本場では、釣れたエビはその場で焼いて出してくれますが、ここでは、釣れた数によって景品がもらえます。
足うらマッサージも最高です! 10分コースを試して「痛ーい!」と、笑い声なのか助けを求める声なのかわからない大声を上げている若い男性が何人もいましたが、私は20分間で膝までマッサージしてもらい、至福の時間を過ごしました。
前に座っていた外国人の男性はポケトークを使い、「今日はたくさん歩いたので、足が疲れました」と日本語に訳していましたが、台湾人の女性はマッサージに夢中。目が合った私が代わりにうなずいてあげました(笑)。
そして、お土産に忘れてならないのが、台湾商材の物販ブースです。日本ではなかなか手に入らない台湾菓子、飲料、調味料などバラエティ豊富で、良心的なお値段。台湾に昔からあるという「雪天飴」のはちみつレモン味の台湾ハーブキャンディは、パッケージも味も感動的でした。
本場台湾夜市に行ってみたくなる、美味しさと楽しさ満載の「台湾祭」は昼も夜も開催しています。会期が長いので、また通ってしまいそうです。
( SmartFLASH )