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年収1億円「ヒカキン」家賃120万円でも買い物は質素

芸能・女子アナ 投稿日:2017.08.07 06:00FLASH編集部

年収1億円「ヒカキン」家賃120万円でも買い物は質素

 

「ブンブン! ハローユーチューブ!」

 

 お決まりのセリフで始まる今日の動画にまた、全世界から何百万もの人々がアクセスする。その主、YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン・28)は7月下旬のある日の午後、都内のコンビニにいた。これからの撮影と編集に備え、栄養ドリンクやスイーツに手を伸ばす。もちろん、雑誌でのネタ収集も怠らない。いまや超セレブな彼だが、意外と質素だ。

 

「YouTubeに動画を投稿して、視聴されれば広告収入が得られるように、誰でも登録できる。とはいえ、その広告収入は1回の再生につき0.1円以下で、1万回再生されるような人気動画を作っても収入は1000円に満たない」(広告代理店関係者)

 

 そのなかにあって、ヒカキンの動画の総アクセス数はなんと約65億回!

 

 2016年は1年間で800本以上投稿した。動画は10分前後。「大量のホッカイロで焼きいもが出来るらしい」「皮ごとバナナ食べてみた」といったちょっとおバカな検証動画を中心に稼ぎ出す年収は軽く1億円を超える。ヒカキン効果は絶大で、所属事務所は6月27日、東証マザーズへの上場承認を発表した。

 

 さらには2017年、三浦知良(50)とCMで共演を果たすと、『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)など人気番組に次々出演。テレビで明石家さんま(62)やダウンタウンと渡り合うエンタテイナーはネットが育てたのだ。

 

 新潟県生まれのヒカキン。声や喉の音などでメロディやリズムを模す「ヒューマンビートボクサー」として高校生のころに動画を投稿したのが最初だった。

 

 スーパーに勤めるサラリーマンをしながら細々と活動していたヒカキンの転機は2010年。スーパーマリオのメロディを再現した動画が国内月間アクセス数1位を獲得した。2012年に会社を辞め、日本初ともいえるプロになったのだ。今では「専業YouTuber」が増えたが、やはり彼は別格だ。

 

「家賃120万円の超高級マンションに住んでいて、約180平方メートルの部屋で撮影・編集作業をしている。なんとトイレが3つもついているそうだ」(知人)

 

 億万長者の特権を生かした「1粒5万円のイチゴを3粒食べて 歩く15万円に」「1箱1万円のティッシュがヤバすぎた」などのセレブ動画も人気だ。

 

 CMでキングカズを前に、世界中の人たちを笑顔にするのが夢だと語ったヒカキン。この日、コンビニのくじでジュースを当ててニヤリとしていたが、小さな幸せを知るからこそ、人々を笑顔にできるのだ。

 

(週刊FLASH 2017年8月15日号)

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